リタイヤ後の生活費はいくら必要?

こんにちは

今回は多く相談を受けるリタイヤ後の資金についてです

リタイア後の生活費はいくら必要なのか、気になりますよね? 

それを知る一つの方法として、現在の年金生活者の収支から計算するというのがあります。

総務省が発表する家計調査年報(2016年)によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦、無職世帯)の収支は、実収入が212,835円、総支出が267,546円で不足分は54,711円でした。

つまり、リタイア後、年金を受け取りながら生活する夫婦は、毎月54,711円を貯蓄から取り崩しながら生活をしているということになります。

この数字から、リタイア後25年間(90歳まで)夫婦で生きるとすると1,640万円、35年間(100歳まで)生きるとすると2,300万円は最低でも必要ということがわかります。

一方、高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の場合は、実収入が120,093円、総支出が156,404円。毎月36,311円不足しており、リタイア後25年間で1,089万円、35年間で1,525万円が必要ということになります。

ただ、ここで注意しなければいけないのは、今の高齢者は持ち家の人が多く、住居費が1~2万円しかかかっていないと

いうことです。もし、賃貸の方であれば必要金額の倍はみておいた方がよいでしょう。

また、リタイア直前の年収が高い人は生活水準が上がっているため、より多くの額が必要となる傾向にあります。

上記の金額はあくまでも参考であり、将来の必要額を見積もるときには、自分の状況を考慮して検討してみてください。

 

今日から2月ですね

昔から2月は逃げる(1月行く 3月去る)という様に、あっという間に過ぎそうな感じですね

ご覧頂いた皆様にとって素敵な月となります様に☆

2018-02-01