5月22日 国際生物多様性の日

こんにちは!中西です

今日から5月、既にGW中の方もいらっしゃると思います。

事故やケガ等に遭わぬ様、ご留意ください☆

私たちの衣食住は、植物・動物・鉱物など、自然の恵みによって生み出されます。熱帯林の植物の遺伝情報から新薬が開発されるなど、先端科学も自然の恵みの恩恵を受けています。人間が誕生してからの約10万年の間に、氷期・間氷期などの気候変動やプレート運動・火山活動などの地殻変動があっても人類が生き延びることができたのは、自然の恵みが人間の命・暮らしを支えてきたからなのです。

生物多様性とは、
① 一種類の生きもののなかで遺伝子が多様にあること
② 生きものの種類が多いこと
③ そうした生きものが支えあって生息する安定した生態系が、

   熱帯林、干潟、サバンナなどバラエティーに富んでいること

と定義されます。

 

多様であることは、一見無駄で非効率に見えますが、想定外の環境変化が起きたとき、生きものや遺伝子が多様であればあるほど、そのうちのいずれかが生き延びる可能性が高くなります。生物多様性とは、私たちにさまざまな自然の恵みをもたらすと同時に、私たちの未来をリスクから守る大いなる戦略なのです。

 

国連は、5月22日を「国際生物多様性の日」と定めており、これを受けて「国連生物多様性の

10年日本委員会」では、わたしたちにできる5つの行動をまとめています。

1.地元でとれたものを食べ、旬のものを味わいます。
2.自然の中へ出かけ、動物園、水族館や植物園などを訪ね、自然や生きものにふれます。
3.自然の素晴らしさや季節の移ろいを感じて、写真や絵、文章などで伝えます。
4.生きものや自然、人や文化との「つながり」を守るため、地域や全国の活動に参加します。
5.エコラベルなどが付いた環境に優しい商品を選んで買います。

 

すぐにでもできそうな、生活を豊かにしてくれそうなことばかりですね。生物多様性の恩恵をこれからも受け続けることができるよう、まず第一歩を踏み出してみませんか?

 

 

 

2016-05-01