決算直前でもできる!保険を使った法人の節税対策

2018-07-02

そろそろ半期決算の時期の会社さんが多いのではないでしょうか。財務・経理課のみなさんは体調万全で決算処理に備えていらっしゃるかと思います。

決算の度に
「今期は○○が大当たりで業績がすこぶるいいけど、このままでは今期の法人税がかなり増えてしまいそう?!何とか税金を安くできないものだろうか?」
「毎月保険の営業マンが会社に来て保険で節約できる商品を紹介してくれるけど、どういう仕組みなんだろう?実際の所どうなの?」とか、思われたりしませんか?

保険を毛嫌いしている経営者の方って多いと思います。
保険は上手に使えば節税効果がむちゃくちゃあるので保険をどういうふうに使えば節税効果があるかお話ししますね。もしかしたらこれで保険が嫌いな経営者の方の見方が変わって頂けたら嬉しいです。

保険で節税になる理由

 保険は、利益が上がった時に法人税として納税するのではなく、
損金を作りながら、将来の大きな費用のために、
簿外に含み資産を作っておくことに利用できるのです。

節税の効果が一番発揮されるのは、
商品によって、支払った保険料の全額、もしくは1/2、1/3、1/4を
毎年決算時に損金算入して利益を減らし
保険の満期時の保険金や、中途解約したときに返ってくる解約返戻金の益金を、
大きな費用が立つときに充て込めた時
です。

ただ単に、保険契約をして、解約返戻金がピーク時に解約したのでは意味がありません。
解約返戻金を使うタイミングと使い方が大事なのです。

事業計画をたてて、それに解約時の益金が使えるような保険商品、内容の契約にするのが理想ですね。
役員さんの退職金は大きな金額が結構な割合で損金にできるので利用したいところです。
次世代にバトンタッチのタイミングで使うのも有効ですね。
予想していなかった大きな損失が出てしまった時に解約して充て込むこともできます。

保険契約で気を付けるべき たったひとつのポイント!

将来の計画を立ててないのにホイホイ入るのはダメですよ。

満期や解約になると収益に上がりますよね。
なので、この期に法人税の対象となります。
出口=解約のタイミングを決めておかなくちゃ!

全額損金算入できる法人保険は契約後5~10年で解約返戻率がピークの商品が多いです。解約返戻率がピークの時に設備投資や役員さんの退職金等の大きな費用があれば税効果が発揮されますが、解約のみですとその年の決算で益が膨れ上がってしまいます。この期が大黒字だったら、保険の満期保険金や解約返戻金で課税前利益がさらに大きく増えてしまうので法人税をさらに余分に納税しないといけなくなるので要注意です。

なので、加入の際は、
被保険者の年齢や、
いつ解約返戻率がピークになって、
いつ解約して、
その益金をどの費用に充てて課税対策するかと、
何のための保険かをしっかり把握してください

複数の保険会社の商品を必ず比較して、
どれが一番自社の経営計画に合っているか。
どのようなリスクヘッジのための保険なのか。
検討してからご加入くださいね。

こんな保険契約は損しているかも!保険証券の確認ポイント  

現在加入中の会社の保険を全部確認しましょう。

満期や解約の時期がダブっていないか、
支払保険料が高すぎないか。
保障は足りているか、目的は何かなど。

保険種類:どんな保険か、終身なのか定期保険なのか。どれだけ損金にできるか。
保険期間:いつ契約して、いつ満期か。
契約者:誰が、
被保険者:誰に、
保険料支払期間:いつからいつまで
支払い保険料:毎月(毎年)いくら支払って、トータルでいくら払う事になるのか。
保障内容:どんな時にいくら保険金がおりるか
解約返戻金があるかないか。
解約返戻金があるなら、解約返戻率はいつがピークになるか。
特約が付いているか。
特約が付いているなら、いつまでいくら付いているか。
どんな時に特約の保険金が支払われるか。
既払保険料累計額:今まで合計でいくら保険料を払っているか。
その保険の価値:今、その保険を解約したらいくらになるか
その保険の目的:その法人保険は会社の何のための保険か。

などなど。

解約返戻率がピークを過ぎて解約返戻金が減ってきている保険は、
継続して支払っていると損になるケースが多いです。
早いうちに対策を考えねばなりません。

解約返戻率の表は見積もり時点か契約の時に添付資料であるはずです。確認してみてください。なければ、契約保険会社の担当者に問い合わせてみてくださいね。もしかしたら、まだ出せるかもしれません。

保険証券を見ただけではわからないことがあります。
自分が経営者で自分が被保険者の保険なら何のために加入したのかはわかりますが、単に決算仕訳で前払保険料を計上してきただけでは残念ながらわかりません。特に以前からの契約は保険証券のみでは、そこまで判断がつきませんよね。
でも、出口、満期時か解約返戻金がピークの時に、課税利益が増えることはわかります。

そのあたりで積み立ててきた簿外資産有効に使うことができればいいのです

業績が伸びて利益が出るのは嬉しいですが、
利益が出ただけ納税するより、
保障も考えつつ、
将来の費用の為に簿外に資金を積み立てておき、

費用が発生するその時、
利益と損失を相殺して
利益が出た分だけ納税する方が、
少ない税金の納税になるのでいいと思いませんか?

法人保険でぜひ節税対策をしておきたいですね。

 さいごに。

決算直前でも損金にできる!って、言っても、
2.3日しかないのではさすがに厳しすぎます。
健康状態によっては加入できないリスクもあります。

なので、2~3週間は余裕をもって考えて欲しいところです。

加入出来なくても期はまたげますので、
特に今期の益をとりあえず来期に繰り延べしたい場合は
チャレンジしてみるのもアリでしょう。

それから、忘れてはいけないのが節税目的の保険は、
目的のタイミングになったら解約や満期というのが理想です。

保険料は目的のタイミングまで支払い続ける必要があります。

まず一番確認しておくことは、
顧問税理士やファイナンシャルプランナーに相談して
資金繰り表を必ず確認してくださいね。

現金が回らなくて解約…では意味がありませんから

税金になるはずのお金も
上手に活用してみませんか?
(*^^*)

by yamada

(とは言うものの、保険の真の目的は万が一に備えてのものです。
短期間での解約、加入し直しの繰り返しはおススメできませんが。。。)

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