老後の資金を計画する3つのポイント

こんにちは。山田です。
食欲の秋から脂肪保存の冬に突入した?ので、満月顔のままです(*^^*;)/

最近「老後破産」とか「老後貧乏」といった言葉をよく聞くようになりました。年々少子高齢化が進み、貰える年金額が少なくなっていくとか言われ、日本は借金大国で税金は上がり~のと、不安要素が目白押しで、自分の老後はどうなるんだろうと思ってしまいますよね。Print

「いや今、生活できているから何とかなるでしょ」、「今ガンガン稼いでいるから大丈夫」と、安易に考えている人の方が多い中、だんだんと「資金計画をたてて生活していないと老後の生活が厳しいの?」と思ってくれる人が増えてきています。

というわけで、今日は、安心して老後を送るための資金計画について 書こうと思います。たった3つのポイントを押さえて計画するだけなのでとっても簡単!

2016年の金融広報中央委員会が発表した「金融資産ゼロ世帯」によると、単身世帯で約5割、2人以上世帯で約3割が金融資産ゼロ(無い)という結果がでました。20歳代では奨学金で大学に行ったため、返済しながらの社会人スタートではなかなかお金も貯まらないでしょう。30歳代も結婚・出産・住宅購入、子供の教育資金が重なりなかなか貯まりませんよね。でも…40代50代で稼いで60代はあるでしょうと思ったら、無い割合がそのまま60代でも変わらないと言う結果に。

 何が言いたいかというと、30代までに貯蓄の仕組みを作っていないと、金融資産ゼロで60代を迎える事になる確率が高いよってこと

 老後の事も、よくわからないから不安で一杯になります。「最低でも3000万は貯蓄がないと生活していけられない」とか「退職金があっても生きれば生きるほど暮らしは厳しくなる」とかいわれると「どうしよう?!」と思いますが、思っても未来のことなんて分からないから、その時になったら考えようとか、そのままにしてしまいます。すると、やっぱり不安だけは残ってしまいます。それじゃあ楽しい人生は送りたくても送れませんよね。

不安を取り除いてやれば本当にヤバイのか、実は余裕なのか分かります。
ヤバければ対策を立てることができます

 住宅ローン

なので、誰でもできる、早めの「人生100年!私のライフプランとキャッシュフロー表」の作成をおススめしたいです!

  

 

スタートラインは「家計管理」!やる事は3つ!

 

 ひとつ目! どんな人生を送りたいか、何がしたいか 書き出してみる

夢や目標を考えて書き出してみましょう!

いつごろ結婚したいとか、子供がこの頃留学するかもしれないとか、60歳になったら世界一周旅行に行きたいとか。
次に、目標を実行する大体の歳を決めていきます。そうすると自然に「ライフイベント表」ができます。
時期は大まかで構いません。 チェックしたらこの時期は厳しいなと言う事が多々ありますので。 

 ふたつ目! 書き出した夢や目標に必要なお金は大体いくらか 計算してみる

ひとつ目でたてた予定(にしたい夢や希望、目標)を遂行するに当たり、必要な金額っていくらか計算してみましょう!

いつまでにいくら貯めないといけないか具体的な時期と金額が出てきます。
ここでへこたれてはいけません。入ってくるお金もあります!
実現に向かって今から試行錯誤するんです。頑張りましょう! 

 みっつ目! 家計をチェックしてキャッシュフロー表を作成、管理する!

① 現在の資産や負債、収入・支出などを把握しましょう!

      1:現預金・投資信託・住宅の時価や、住宅ローン残高を確認して資産がどんな状況か確認してください。
      2:収入と支出も分析します。
               1.  手取り収入はいくらか
               2.  年間ローン返済はいくらか
               3.  それは手取り年収に対して何%?(20%未満を目安に)
               4.  年間貯蓄・投資額はいくらか
               5.  それは手取り年収に対して何%?(20%以上目安に)
               6.  食費は手取り月収の何%?(20%未満を目安に)
               7.  保険料は手取り月収の何%?(10%未満を目安に)
               8.  家賃・住宅ローンは手取り月収の何%?(30%未満を目安に) 

分析して毎月黒字体質にしていきましょう赤字体質になっちゃうとなかなか黒字体質に戻れません。今入ってくるお金は、未来の自分からの請求書の支払と、今の自分が使う分と思って貯蓄(運用)も忘れないように。

そしていよいよ「キャッシュフロー表」を書き込んでみましょう。グラフにすると一目瞭然!

いつ大きな支出があって、いくら足りないからいつまでにいくら貯めるにはどうしたらいいか、今、万一の事があった場合、入ってくるお金はいくらか、税金はいくら必要なのか、節税できないものか、いろんな事が具体的に分かってきます。

 老人

ここまできたら不安なんか何処かに飛んでいっています。早くに取り組むほど対策がたくさんあります。手遅れにならないうちに是非やってみてくださいね!

 

年末の大掃除と一緒に家計も大掃除すると、すっきり新年の目標も立ちやすいし、毎年チェックできるのでおススメです(*^^*)!

 

2017-12-04