介護は突然に!~シーズン3~

2023-01-23

つづきです↓

 

一件やっと空きがあったケアハウスの入所が難しいとの結果で、久しぶりに落ち込みました。

「どうしよう?」しばらく動く元気がなくて、この件から離れたいという思いがありました。

そんな退院日が迫る中、姉が動き出してくれて、介護老人保健施設(※老健といわれる、要介護者の自宅復帰を目指し、介護・看護・リハビリを提供する施設)へひとまず入所するという運びとなりました。老健ではとりあえず、原則3カ月しか滞在出来ないところがほとんどなようです。

ですが、長く居れる施設(住宅の代わりになる場所)がすぐには見つからないというのが現状なのです。空きの部屋がないからです。父親をひとりで居させる訳にはいかなくなり、自宅に代わる場所を私たちは探すしか他にないのです。長期で入所できる施設がみつかるまで老健にてお世話になることになりました。その際には、また本人との面会があります。退院日が直近に迫ってきており、老健のご担当の方もすぐに対応してくださり、無事に退院後の老健入所が決まりました。ひとまずよかったです。

 

退院の日を迎え、姉と私が迎えに行きました。自宅に帰って一泊し久しぶりに家族で食卓を囲みました。よく年をとったら子供に返っていくと言います。不思議なもので、今回の件で、施設選びって、子どもの保育園をさがすのと同じ。デイケアサービス等も同じで少しでも楽しく過ごせそうなところやお友達ができそうなところを意識して通っている男女の比率を聴いたり、どんな活動をするのか聴いたりと、自分の子どもの時と同じように色んな所を見学しに行ってよりよい環境にしてあげたいと思うものなのですね。

老健にいったん入所させるのは、あまりしたくなかったですが、そちらでは、リハビリを引き続きしていただけるとのことで3食の食事もついています。本当に助かります。今は女性も働かないといけない時代ですから、家にいて介護は現実できません。

 

翌日、老健に姉たちが送っていき、現在は老健にて過ごしています。面会は、コロナ感染対策として厳しく制限されており、10分間2名までの月一度と決められています。仕方ないですね。

今後、長期で居れる施設に空きがでたら入所の面談をうけ、大丈夫だと判断されると入所できます。それまでの間お世話になります。その間で、長期で入所できる施設探しをしなくてはなりません。振り出しに戻ったようで探す気力が残っていなかったのですが、病院のソーシャルワーカーの方から、「老人ホーム・介護施設探しの相談窓口」のご紹介をしていただき、そちらの担当者がいくつかご紹介をしてくださり条件のあうところで決めていこうということになりました。

姉が取次役を申し出てくれて、私には直接連絡が入ることはなくなりました。それだけで、気持ちが楽になりました。

姉から、時々連絡がラインで来ます。今度、施設見学に行くやら、面会に行くやらです。12月に入って忙しかった私が、初めて老健に面会に行ったのは、先日1月中旬のこと。その間、施設内でコロナ感染があり、父親も感染いたしましたが、無事回復し施設へ戻ってくることが出来ました。ですが、やはり老体にコロナはしんどいようで、体力がなくなり今は歩行をしていないとのことでしたが、少しづつご飯は食べれるようになってきたとのことでした。そうなるのですね。これからまた歩けるようになることを願います。

その面会の日に、住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅を見学させていただきました。

老健の職員さん、施設の職員さん、また施設相談のご担当者さまお世話になりました。みなさんに助けられ、自身の生活を過ごすことができます。さて、施設に入れる日はいつになるでしょうか?

 

つづく

 

杉本でした(^^)/

お年玉 子どもの『お金の管理』どうしてますか?

2023-01-16

改めまして本年も宜しくお願いします。
お子さんのいらっしゃる家庭では、親戚等からお年玉を貰ったり、あげたりした方もいらっしゃると思います。

お年玉の平均金額はいくら?親戚の数で変動も

お年玉といえば「祖父母から貰う」というのが定番ですが、両親の兄弟姉妹つまりおじさん、おばさんが多ければ貰えるお年玉の数も増えていきます。

ある会社データ調査から、子どもが貰ったお年玉の総額は以下のようになりました。

1万円から3万円が半数近い97人で、次いで千円から1万円と続きました。

少子化が進み、一人の子にかけるお年玉の総額は高額になるかと思いきや、千円から3万円のゾーンが全体の約8割を占めていることになります。

お年玉に関しては「祖父母からのお年玉」を軸に、子どもの学年や親戚の数により金額の差が生じます。

また、コロナ禍もあり集まる親戚の数も以前に比べると少ないことも影響していると考えられます。

そのため、総額金額が高い子は「お年玉の単価が高い」「親戚の数が多い」という条件が揃う子になります。

お年玉以外でも現金の意味が変化している時代

お年玉の総額の違いは今も昔も変わりません。そして貰った後も大まかに「全額貯金する」「決まった金額を使えるようにして後は貯金」「全部子どもが使える」の3パターンに分かれます。

親世代が子どもの頃から今も変わらず、年末年始にお年玉の使い方を「どのように使うか」と話し合う機会が多いです。

しかし、今の子どもにとって「全て現金で欲しいものが買える」というものではなくなっています。

例えば、スマートフォンのゲームで課金をしてアイテムを購入したくても、現金ですぐに買うことは難しいです。

「あのアイテムが欲しい」と思っても、まずコンビニエンスストアなどに行き、アップルギフトカードやグーグルプレイカード、ニンテンドープリペイドカードと必要なカードを購入しなければいけません。

また、親世代でもスマホ決済が浸透し、現金を使わずに買い物をしています。そういう親の姿を今の小学生は見て育っているため、「現金で欲しいもの買える」という感覚を100%持っているわけではないのです。

お年玉は「お金の使い方」を学ぶ絶好のチャンス

IT技術の進歩で「現金を支払ってモノを買う」という、これまで当たり前だった金銭のやり取りがリアルタイムで変化しています。

「お年玉やお小遣いを使っていけば金銭感覚が勝手に身につく」という時代ではなくなってきているのです。

お年玉を全て貯金する場合でも、子どもに一部を自由に使わせるにしても、小学生の頃からお金の使い方を学ぶ重要性が高まっています。

学校ではお金の勉強に関する勉強する機会は多くありません。お正月のお年玉をきっかけにお金の管理や使い方を学んでみましょう。

話をする際は、以下のポイントが重要です。

一度にまとまったお金を渡されるお正月のお年玉に、嬉しくなって後先考えず使い込んでしまう子もいます。

手元に置いておくと、つい使い過ぎる可能性もあるので、計画的なお金の使い方を小学生の頃から考えましょう。社会人になってからも堅実に使えるようになります。

「お年玉を使ったらお金がなくなる」という感覚を大切に

小学生が普段使うお金と言うと、昔は駄菓子屋や文房具、漫画で使う程度でした。

しかし、今はスマートフォンでの課金など「現金を使わない」「支払った感覚がない」という新しいお金の使い方も登場しています。

親世代とは全く違うお金の使い道があるため、家庭でのお金の勉強はより大切になっています。

変貌を遂げているお金の在り方ですが、「持っている以上のお金を使おうとしない」「貯金の大切さ」という根幹部分は昔と変わりません。

お年玉を介して、お金の管理方法を話し合い、お金との付き合い方を考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。

弊社ではお子様に金銭教育の一環として、楽しい親子のイベントを企画しています。

実際にお金を稼いだり感謝の気持ちを養うプログラムで大好評頂いております。

親御さんには、お小遣いの考え方にも良いアドバイスが出来ると思います。

気になったらコチラをクリックしてみてください。

牧原のこんな相談ありました#3 夫婦で組む住宅ローン編

2023-01-09

みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

今回も、牧原がお受けしたご相談の中で、

みなさんにシェアしたほうが良いと思った内容をピックアップしたいと思います。

 

今回の案件は、実は私もよくわかっていなかったところでして、国税庁に確認して分かったものです。

依頼主は、数年前に住宅ローンを組んでおりまして、妻名義100%でローンを組んでおりました。

なぜ、夫名義でないかというと当時、妻はフルタイムの正社員、

夫は転職したばかりでローンが通らなかったという状況だったんです。

で、いったんは妻名義でローンを組むこととしました。

 

数年がたち、お子さんが生まれ、妻は育休を機に正社員をやめてパートになりました。

ここまでは特に問題がないと思えます。

そう、住宅ローンについては返済できている以上、何の問題もありません。

 

住宅ローン控除に問題があるんです。

 

なぜか、住宅ローン控除は、住宅ローンを組んだ人の所得税を安くしますよっていう制度ですね。

このケースの場合、妻は正社員からパートになることで、支払う所得税が大きく減少しました。

たとえば、3,000万円の住宅ローンを組むと現在、最大で21万円(3,000万円×0.7%)の税額控除を受けることができます。

 

まず、勘違いするポイントとしてはココですね。

税金の還付ではなく、支払うべき税金から控除されるということです。

なので、そもそも支払っている税金が少なければ、住宅ローン控除の恩恵をフルに受けることはできません。

時に、21万円が国から返ってくる!と思っている方もいますが、そうではありません。

 

先ほどの例で行くと、フルタイム正社員の夫の方が、

短時間パートの妻よりも支払っている所得税は大きいのが一般的ですから、

妻が100%住宅ローンを組んでいると、ほとんど税額控除のメリットを受けられず、損をしているということになります。

 

解決策はあるか

では、これを解決する方法はあるのでしょうか?

 

これが残念なことにないんです。

 

まず、住宅ローンの名義を変えるとどうなるでしょう?

これは、夫婦間であっても贈与にあたります。

贈与には贈与税がかかっちゃうので、知らずにやってしまうと多額の税金(贈与税)が発生することになります。

あと、登記の手数料もかかります。

 

ちなみに、20年以上の婚姻関係があれば、2,000万円まで(暦年贈与の控除額を入れると2,110万円まで)

は非課税になるんですが、そもそも住宅ローン控除は13年間しかないので意味ないですよね。

 

そしてここからが、国税に確認したところなのですが、

そもそも住宅ローンを組んで購入した物件を贈与・譲渡したとしても、

住宅ローン控除の効果は移動しない

とのことなんです。

 

なので、住宅ローン控除の効果を移動させられないのであれば、そもそも贈与や譲渡を考えるまでもないということになりますね。

 

まとめ

打つ手なしで非常に残念な結果になってしまったのですが、ひとつ言えることがあります。

 

住宅ローンを組むときは、将来のことも考えて慎重に

 

間違っても、慌てて住宅を購入したりローンを組んではいけません。

将来どのような働き方をするのか、シミュレーションしてからにしましょう。

 


牧原が講師の口座はこちら

お金の心理学

お金にまつわる人間の不思議な心理について学ぶ講座です。だいたいいつも満席!

お金と世界史

リスキリングに最適!歴史オタクの牧原が講師となって、学校では学べない歴史をFPの視点で解説します。

学校では時間の関係上、どうしてもさらっとしかできない部分を人物や国に焦点を当てて学んでいきます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

2023-01-01

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

還暦を迎える濱尾です。

 

新年を迎え今年の抱負や見通し等を書きたいと思います。

 

今年、2023年「癸卯(みずのとう):干支に因み「飛躍」そして「向上」の年としよう!

「風の時代」となり、物質至上主義から「心と魂の時代」となり「見えないもの」をみる力が必要となってくる。

人は「豊かさ」「満足」を求め「暮らし」の質を上げていきたいと思うようになるであろう。

見えないを見える化するのが我々FPの仕事である。

 

昨年の戦争からのインフレ、金利上昇による株式・債券価格の下落、為替の円安・年末年始円高の乱高下と

マーケットは波乱の年であった。

今年は跳ねるでマーケットも飛躍が期待される。

今年も前半はその状況は継続した流れとなるであろう、春先以降年後半に向けて金利低下に向けての動きが

出てくれば大きく環境は変わってくると思われます。

 

キーワードとして、コロナ終焉、米国(世界)景気回復がどのように起こっていくかが今年の注目点となる。

国内においては、金利上昇傾向がどうマーケットへそして経済環境へどう影響していくのか、

貸付金利・住宅ローン金利上昇がどう経済へ影響していくのか大きなポイントとなると思います。

 

また超高齢化によりさらに高齢者への社会保障制度の見直しは進んでいくと思います。

資産防衛(資産凍結)対策、生活維持防衛(見守り・死後対策)対策は弊社としても

引き続きお客さまに提言していきたいと思います。

 

政府は「貯蓄」から「投資」の流れを更に推進していく体制整備として、

金融教育を国家戦略として推進するため、2024年にも官民一体となった新たな推進機構を立ち上げ、

個人の資産形成を中立的に助言する専門資格を新設します。

 

2024年、NISA制度改正に向けて、資産形成ムードはさらに拡大していくと思います。

 

弊社としてもこの流れをしっかりと踏まえた情報提供をしていきます。

 

保険会社は人員削減を行い経営戦略が変化しており今後の業界構造の再編が進み、

代理店経営は厳しい環境が予想される。

保険商品としては外貨建てまた変額保険の取り組みがさらに強まり

いかに取り組んでいくかが代理店としても課題となる。

 

以上のような背景から、お客様を取り巻く環境が今年も難しく厳しくなっていくことが予想されます。

お客様もそれにいかに対応していけるかで今後の生活が厳しくなるか

「豊かに」なれるか分かれていくのではないかと思われます。

そのためライフプランニングがお客様に取りましても重要になってくると思います。

 

我々はFPとしてお客様が「豊かに」なれるように自身が一層学び

お客様により良い情報提供をしていくことが求められると思います。

OFPは、相談から・実行支援が叶えられることをもっと知っていただくため努力して参ります。

 

ライフプランを通じて保険だけではない資産形成、老後資産形成、相続対策まで包括的な全体最適なことが出来る会社

としていくことにさらに邁進して参ります。

 

弊社スタッフ全員で、自己投資も行いさらにレベルアップさせていき皆で助け合い、

知恵を出し合いながら、成長して行く年として参ります!

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

代表取締役 濱尾壽一

介護は突然に!~シーズン2~

2022-12-19

つづきです↓

 

当初の予定である、(少しだけ他の方に手助けをしていただく)ということが難しくなってきたのです。

退院後に安心して住めない自宅に、父親をひとり住まわすわけにはいかないと思いました。ただ、私たち姉妹は皆、自身の生活をするのがやっと、部屋のひとつも空きがない状況です。答えがないまま、とりあえず病院にいる父親に現状の報告をしに向かいました。

コロナ感染対策として面会は中々出来ませんが、許可を得て別室にて本人とお話をさせていだたくこととなり、姉と二人で面会しました。

以前に不用品回収業者にお願いする前にも同じように、父親の自宅にある家具、家電の写真をすべて携帯の写真に撮り、その写真を見せながらどれどれ必要なのか?(捨ててほしくないのか)本人の希望を聴きました。なるべく最低限の生活用品になるようにしました。

これも一つの終活ですね。「高齢になってくると、終活の時期も遅れて自身だけではどうしようもなくなるのだな。」と実感しました。普段、お正月とお盆のほんのひと時しか過ごすことがなかったのですが、よく見ると電球が切れていたり、冷蔵庫に古いものが目立ったり、もうご飯も以前のように作らなくなっているなと気づきました。だから、手すりや段差解消の台などの設置のために、要らないものは捨てようと考えたのです。

 

父親に写真を見せながら報告します。「これとこれを残して後は持って帰ってもらったよ。それとこれ見て。すごい大きい穴が空いて…困ったな。お父さんは、退院したらまたこの家に帰ってやっていけそう?前にも少し言ったけど、もう一人じゃなくて誰かに助けてもらったらいいと思うけど、病院みたいにいつも誰かがいてご飯も3食出てくるのとどっちがいい?」

少し間があった。十分理解はしている様子で、「もうあの家もだめじゃろうのう…」とだけ言葉があり考える様子だった。その後も再度同じような質問をしてみたが、同じような反応で、その様子を見ていた姉たちが、「さっきから家に戻るのは不安そうよ」と言いました。本人が嫌がることはしたくなかったから慎重に気持ちを聴いてあげたいと思った。

ここで、ようやく退院後に自宅にもどって、週に数日デイケアサービスとか通所リハビリ等を利用して支援するという線が消えたのでした。

 

そこで、自宅の代わりの施設を探すことになりました。父親の介護状態でも入れる施設で、現在の身体の状態を維持するか出来れば回復に向かう方向で考えたい。だが、施設の月々の料金等を本人の月々の年金額で賄えないと困ります。それと、施設への通いやすさです。私たち姉妹のそれぞれの生活環境での通いやすさもとても重要です。近いと何かの時に行きやすいですし、私たち姉妹はまだまだ働かないとリタイヤできない年齢、環境ですので、その月々の費用が安くて施設の条件がよく、なおかつ通いやすいところを探すのが大変でした。

介護の関係のことが何もわからない中、ここまでやってきましたが、今度は施設探しです。どんな施設が父の介護状態で入れるのか?どんなふうに過ごしてほしいのか?などで費用以外でも色々違うのだなと初めて知りました。ここで考え着いたのが「ケアハウスとデイサービス等」の組み合わせで支援してもらうことでした。

 

ケアハウスは月々の費用が比較的低額であり、そちらで食事が毎日3食出て、自身の部屋もありプライベートの確保も出来る個室には、トイレとお風呂、小さいですがキッチンもあり高齢者の寮という感じで、見学にいくつか行かせていただきましたが大変驚きました。初めて知る介護事情…

ケアハウス探しも、リストを地図でみて近い順に電話しました。それと現実には部屋に空きがあるかどうか?

正直、現状は厳しく、順番待ちの状況でした。困りました。病院から退院をすすめられていたからです。「何月何日までには退院してください。」とのことで、私も自宅に帰ってや電話出来るときに電話をして空き状況や見学の申し出をしてまいりました。

期限があることや費用面で思うような施設がないと困ると不安な中、一件だけタイミングよく空きがあり、見学に行くとご担当の方、施設共にとても感じがよく「ここだ!」と思いその場で申込みをしました。

申込みをすると、父がそちらにお世話になった時に本当に他の入所者の方々等とうまく調整して暮らせるか?ということを判断しないといけません。時間がせまっているのでご担当の方もすぐにご対応くださり、病院まで足を運んで父と面会をしてくださいました。ありがとうございました。

 

その後、施設内で話し合った結果が一週間ほどで回答が出るとのことでした。ここまで来て期待しないことはできずに待ちました。

結果は今回は入所は難しいとのこと。ショックだった…

それは、他のケアハウスもだめだったってことのように思えて、今まで急いで時間を割きながらここまで来た思いが抜けていった…

 

つづく

 

杉本でした(^^)/

住民税 年金受給者は非課税?

2022-12-12

今年も残るところあと僅か

クリスマスや年末など楽しい行事も多い冬ですが皆さん如何お過ごしでしょうか?

世間では年末の支出に備え、値上げに負けないようにお得情報を探している方も多いことでしょう。

お財布が厳しいのは現役世代だけではありません。
決まった収入となる年金生活者にとっても、昨今の値上げの嵐は厳しいものがあるでしょう。

年金生活になれば「額面と手取り」が一緒と考える方もいますが、実は違います。
住民税や所得税などは年金が一定以上になると課税され、年金から天引きされてしまうのです。

つまり、年金生活者は住民税非課税世帯になるとも言い切れないのです。
いくらになれば課税されるのか、今回は住民税と所得税にわけてくわしく見ていきましょう。

1. 厚生年金や国民年金「住民税」が非課税になる人・ならない人

厚生年金や国民年金を受給する場合、これらの所得は雑所得に分類され、原則は課税の対象となります。

一方で、下記の条件にあてはまる場合は課税されません。

1.1 住民税非課税になる

(1)遺族年金
(2)障害年金
(3)老齢年金の金額が一定以下

このうち、(3)の基準となる金額は厳密には居住地で異なります。ここでは東京都立川市の例をご紹介します。

65歳以上(前年12月31日時点)年金収入のみ(同一生計配偶者なし)
住民税非課税155万円以下
扶養範囲158万円以下

65歳以上(前年12月31日時点)年金収入のみ(同一生計配偶者あり)
住民税非課税211万円以下
扶養範囲158万円以下

65歳未満(前年12月31日時点)年金収入のみ
住民税非課税105万円以下
扶養範囲108万円以下

1.2 住民税非課税にならない(課税される)

上記にあてはまらない場合は、原則住民税が課税されます。

住民税はやはり住所地で異なりますが、課税所得のおよそ10%となることがほとんどです。

2. 厚生年金や国民年金「所得税」が非課税になる人・ならない人

続いて、所得税が課税される条件も見ていきましょう。

2.1 所得税が非課税になる

(1)遺族年金
(2)障害年金
(3)老齢年金の金額が一定以下

住民税と同様で、遺族年金や障害年金には課税されません。老齢年金の場合、金額が一定(65歳未満の場合は108万円、65歳以上の場合は158万円)を超えるまでは非課税です。

2.1 所得税が非課税にならない(課税される)

上記にあてはまらない場合は、雑所得として所得税が課税されます。

公的年金の所得については、下記のように求めることができます。

合計所得が1000万円以下の場合

国税庁「No.1600 公的年金等の課税関係」

合計所得が1000万円超の場合

国税庁「No.1600 公的年金等の課税関係」

所得から基礎控除や扶養控除などの各種控除を差し引き、求められた課税所得に税率(5.105パーセント)をかけることで、所得税が算出されます。

3. 年金生活者は確定申告がいらないとも言えない

基本的に、年金のみで生活している方は確定申告が不要だと言われています。しかし、下記にあてはまる方は確定申告が必要です。

3.1 確定申告が必要な人

3.2 確定申告をするとお得になるかもしれない人

など

確定申告が必要な方は、申告をすることで所得税が増える可能性もあります。一方、各種控除に該当する方は、しっかり申告することで税負担を抑えることもできます。

該当する項目がないかしっかり確認しておきましょう。

4. まとめ:年金生活者が非課税とは限らないが確定申告で軽減できるかも

所得税や住民税が非課税になるかどうかは、受け取る年金の種類や金額によって異なります。

一般的には確定申告が不要といわれる年金生活者。
しかし、申告することでさまざまな控除が受けられる可能性もあります。

値上げが厳しい冬だからこそ、収入の手取り額はしっかり守りたいところです。
そのためにも、年金から引かれる税金についてじっくり考えておきましょう。

また、現役時代の方は老後に向けた資産形成も重要になります。
年金から税金や保険料が天引きされることを知り、必要な資金を来年からコツコツ貯め始めてみるのは如何でしょうか?

弊社の資産形成に役立つセミナーはコチラ

牧原のこんな相談ありました#2 テーマ型投資信託編

2022-12-05

今回も、前回に引き続き相談内容のご紹介です。

 

NISAや投資の相談を受ける際に、クライアントが現在どういったものに投資しているか

お伺いしています。

 

先日、相談に来られたクライアントは、友人に勧められて金融機関で口座を作ったものの、

AIやドローンといった特定の業種に絞った投資信託の購入を紹介されて、そのまま購入してしまってました。

しかも、損失が出ているのでどうするのが良いかという内容の相談でした。

 

この特定の業種に絞った投資信託を「テーマ型投資信託」といいます

これらのテーマ型投資信託は、流行りすたりが早く、長期で保有するには向いていないことが多いです。

その、栄枯盛衰の速さは金融庁のレポートでも指摘されています。

投資信託等の販売会社による顧客本位の業務運営のモニタリング結果について

(令和3年6月30日 金融庁)

 

何が流行するかといったことを事前に予想したり、ましてそれを当てることは、極めて

困難であろうことは想像がつくと思います。

テーマ型投信はそういったものに大切なお金を投資するものであって、いっそう慎重であらねばなりません。

特に、自分がよくわからない分野のテーマ型投信であればなおさらです。

他人(インフルエンサーも)に勧められたからと言って、安易に購入すると大抵痛い目を見ます。

 

では、どういった銘柄にメインで投資をすればいいのでしょう?

それは、テーマを絞ったものではなく、国やセクターが幅広く分散されているものです。

特定の国や、分野に偏った内容かどうかは目論見書を読んで判断することができます。

 

こういった幅広く分散された投資信託(またはETF)に長期間投資すること。

 

これが、遠回りでありますが最も近道であると考えています。

 

この件のクライアントには、いまの損失を受け入れていただいて損切し、

上記のような投資信託等に改めて投資することをお勧めしました。

早い段階でミスを修正することが大切です!

 

 

「NISA制度見直し」

2022-11-28

こんにちは、いよいよ師走ですね。濱尾です。

 

NISA制度の見直しを政府が検討していますね。

 

岸田首相が提唱している「資産所得倍増プラン」の主要テーマと思います。

 

ひとりあたりの可処分所得に対する資産所得の割合が日本は7.9%だそうです。

米国16.5%、欧州の11.8%に比べると低いですね。

 

資産所得を倍増するためにもNISA制度の見直しは重要という事だと思います。

 

NISA制度の見直しは、一番は非課税期間の恒久化ですね。

あとは投資上限金額の上乗せがあるのか?

 

是非、恒久化、300万円位の投資枠にUPといった辺りを期待したいですね。

 

ところでそろそろ年末が近づいて来ました。

投資をしている人にとって見ると運用の整理をするタイミングでもあると思います。

 

NISAを使っている人はまず年間投資枠

NISAは120万円、つみたてNISAは40万円の投資枠を使い切れているのか?

をチェックしましょう。

 

NISAの方で5年目を迎える投資した資金のある方はロールオーバーをするのか

特定口座へ移管して運用を続けるのかを選択するタイミングの方も

おられるかもしれませんね。

 

NISA口座では、所有している、投信や株式などの損益を通算出来ませんが

特定口座で運用している所有資産は損益通算が出来るので

今年現時点で売却益が出ている方は所有資産の中で損失がある場合それを売却し

損益通算をして税金を取り戻すことを検討してみる必要がありますね。

 

源泉徴収を選択しているか、複数の証券会社で取引があるのか等

細かいところはチェックが必要ですが。

 

また、損失が出ていて、来年以降での損益通算をしたい人は

来年確定申告をする必要もありますので、注意が必要です。

 

資産も整理して良い年末年始を迎えましょう!

 

 

●投資に関する相談はお気軽に弊社までお問合せください!

●NISAセミナーも開催しています!

こちらのHPから入ってください。

https://okayama-fp.com/

 

By:濱尾

 

 

 

介護は突然に!

2022-11-21

こんにちは杉本です。今回は、私の初めての介護にまつわる体験談です。

いつくるかわからない病気と同じ、介護も突然突きつけられるのだと実感しました。同じように、自身の生活と親の介護のこと今後どうなるのか不安ですが、現在での介護事情がわかればよいと思いお話します。

 

今年2022年は二回病院から呼び出しがありました。父親が救急車で運ばれたとのことでした。大体、「すぐ来られるようでしたら来てください。」と言われます。

(いえいえ私、仕事中ですから…)と思いながらも、勤務先に事情を言って駆けつけます。これまでも救急車で運ばれたのは私の記憶では過去に三度あります。一度目は脳内出血、二度目と三度目は交通事故でした。今年は二度運ばれて、(今度はどうしたのだろう?)と行くまでに不安な思いで向かいます。今回は、軽い脳梗塞とのことで、本当に軽くてよかったのですが、今年は今までのようにはいきませんでした。

父は病院が大嫌いで、退院許可が下りる前に退院を希望するような人です。最後までリハビリもせずに自宅に帰ってしまいます。(きちんとリハビリして少しでもよくなって退院しないとね。医療のプロの方たちがそう言っているのだから。)と思いますが、そうはいきません。

 

今回の入院先の病院で介護保険への申請をすすめられました。以前の交通事故のときにもすすめられたので、今回は病院内の相談員の方にお話を伺いに行くことにしました。

いつまでもこんな日が来るなんて思ってもなかった。介護保険とは支払うだけで申請するなんて。自分の親の順番が来てしまったのでした。乗る気はしなかったのですが、脳梗塞という病名…今後のために早めに申請しておくようアドバイスしてくださいました。

要支援か要介護か不明な中、その認定結果によってお世話になる機関が違うとのことでした。病院のソーシャルワーカーの女性が親切にご準備してくださり、父を一時退院させて自宅にて介護認定調査をいたしました。病院の方々、調査員の方、小規模多機能の施設の方々などお集まりいただき本当に感謝いたします。

 

調査の結果が1カ月くらいかかり、「要介護1」と認定を受けました。退院後は自宅に帰る想定で、歩きやすいように手すりをつけたり、段差をなくすよう台などの設置も必要になるとのことで、今まで何十年と使用してきた家具などももう使うことはありませんので処分することにしました。

 

不用品回収の業者に相見積をとり、一番親切で価格も安い業者さんにお願いすることにしました。夏真っ只中、二社の業者さんお二人とも汗をふきふきご対応してくださいました。業者を決め、不用品回収当日までに、家具や押し入れ等に入っている物を今後使用するものと不要なものに仕訳をします。

不用品の回収当日を迎え、1tトラックいっぱいに家具家電の不用品を詰め込んでいただき、本当に感謝しております。「男兄弟がいたらこんな感じなのかな?」などと話しながら、私たち三人姉妹と業者の方々で昼食にお弁当を食べたのがよい思い出です。こういった、お客さんに寄り添った業者の方もいっらしゃるのだとうれしく思いました。

 

不用品回収で壁に大きな穴が空いていることがわかりました。約築50年の木造住宅は雨水で壁や床の一部が腐ってしまってきていたのです…これは大きい!どうしよう…こんなお家に帰って暮らせるの?という疑問が頭によぎりました。その日のうちに、介護保険を使用しての手すりや段差解消の工事の為、大工さんと高齢者支援センターの女性、役所の介護課の職員さんにお越しいただいて、手すり等の見積りと問題の空いた穴をどうするか?のご相談をさせていただきました。皆で家具をよけた後に現れた、その穴を眺めながら、腕を組んでどうしたもんか?と悩みました…

 

入院後、自宅に戻ってデイケアサービスや通所リハビリなどに週に何日か通いながらやっていくしかないと考えていた当初の計画も雲行きが怪しくなってきました…

 

つづく

児童手当 該当者は廃止になる!?

2022-11-14

先日、お客様からの相談で『夫が独立して会社を設立したのですが、児童手当が無くなるんです!』というお話がありました。

これは先月2022年10月より、夫婦どちらかの目安年収で1200万円以上の世帯で児童手当が廃止となった事が原因です。

対象から外れた子どもは推計で約61万人と各種メディアで報じられています(2021年2月末時点)。

子どもに対する児童手当に所得制限があること、そして今回廃止になることにさまざまな意見が挙がっています。改めて児童手当について見ていきましょう。

児童手当が廃止「夫婦どちらか」年収1200万円以上で

これまで児童手当は、各家庭に以下の金額が支払われていました。

児童手当の月額

上記については所得制限があり、夫婦どちらかがモデル世帯で年収960万円以上※になると「特例給付」となり、児童1人当たりで月額一律5000円となります(※児童2人+年収103万円以下の配偶者の場合)。

児童手当の所得制限については、長年さまざまな議論がなされています。

その一つが所得制限の対象となるのが「夫婦どちらか」の年収であり、世帯年収ではないことです。

夫婦のうち片方が目安年収1200万円以上であれば、10月より児童手当が廃止になります。

出所:内閣府子ども・子育て本部児童手当管理室「令和3年児童手当見直しに関する全国説明会」

一方で、夫婦で年収600万円ずつの夫婦には通常通り児童手当が支払われることになります。

同じ世帯年収1200万円であっても、児童手当が支払われる家庭と支払われない家庭があるのです。

児童手当の目的と各家庭による環境の違い

内閣府によれば、児童手当の目的は以下の通りです。

「児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
出所:内閣府「児童手当」

子育ての適切な実施を図るため、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とした制度である「児童手当」。

しかしその「生活」は、家庭差が非常に大きいと言えるでしょう。

1人で年収1200万円以上のご家庭の場合、長時間労働など仕事が多忙な方も多く、配偶者は専業主婦(主夫)にならざるを得ない場合もあります。

また、「子どもの人数や、親や子どもの持病、体質、障害の有無」などによっては生活やかかるお金や働き方は大きく異なるでしょう。

家族の人数、育児環境、教育、体質、病気、障害など、子どもにまつわる環境は個人差が大きいもの。

「年収」という括りだけでは見えない、各家庭による事情が子育て家庭にはあるのです。

制度が行動を変えてしまうことも

世帯年収1200万円以上のご家庭では、児童手当が廃止されても、今すぐ生活に支障をきたすわけではない家庭が多いと思われます。

しかし、1人の年収が高いことで、多くの家庭が貰える児童手当が貰えなくなるという仕組みについては、複雑な感情を抱かずにはいられない方も多いでしょう。

時に、制度が人々の行動を変えてしまうこともあります。

たとえばパートで働く方が気にする「年収の壁」のように、社会保険料を払うと手取りが減るため、扶養を抜けないよう就業調整をおこなう方も多くいます。

年収の壁とは制度が違いますが、仕事を頑張ると児童手当が廃止になるという仕組みに対して、さまざまな分野でモチベーションが下がってしまう人も中にはいると考えられるでしょう。

0~15歳には扶養控除もなし

財務省によれば、「子ども手当(平成24年から児童手当へ変更)」の創設とともに、0~15歳の年少扶養親族への扶養控除は廃止されています。

16歳以上(一定要件あり)にはある扶養控除ですが、0~15歳では扶養控除も児童手当もない世帯があることを考えると、疑問を抱く方も多いでしょう。

子どもにまつわる制度について、引き続き動向を注視していきたいですね。

弊社では、不安を安心に換えるサービスを行っております。

是非、初回無料相談からどうぞ。

お申込みはコチラから

牧原のこんな相談ありました#1 ファンドラップ編

2022-11-07

みなさんこんにちは

歴史担当の牧原です。

今回は、久しぶりにFP業務についての記事を書こうと思います。

ブログを読んでくださっている方の中には「歴史のネタばっかりだね」

思われている方もいるかもしれませんもんね。

 

最近、お客様から頂いたご相談の中に

「ファンド・ラップ」という話題が出てきました。

私も個人投資家として割と長いこと生き残っていますが、

個別株と投資信託、最近はもっぱらETFで運用を行ってきたので、

実はこの手のファンドを利用したことがありません。

今回は、そのファンドラップについて調べてみました。

 

実は過去に金融庁は、ファンドラップについて注意喚起を行っており、

『安定的な資産運用を望む顧客が安全資産の組入れ比率を高めるのは当然であるが、

安全資産についてはファンドラップ以外の選択肢も複数あり、

あえて高コストのファンドラップを利用する必然性はないとも考えられる。

「逆ザヤ」により負のリターンとなれば、顧客の資産はむしろ毀損する。

一方、販売会社からすると、ファンドラップが残高ベースのフィー体系となっているため、

安全資産を含め多くの顧客資産をファンドラップに含めたいという利益相反の誘因が働きやすい。

高コストで安全資産の組入れ比率の高いファンドラップについては、

真に顧客利益に資するものか、商品性についての再考が求められる。

と特に債券多めのファンドラップについて注意喚起しています。

金融庁の資料はコチラから

 

なんだか、危険な香りがしてきました。

【ファンド・ラップとは】

簡単に言うと、おおまかな投信方針を定めて、あとは証券会社にお任せするといった金融商品です。

例えば、保守的、やや保守的、普通、やや積極的、積極的のようなざっくりとした区分になっており、

保守的になるほど債券の割合が大きく、積極的に近づくほど株式の割合が多い設計がなされています。

区分選択後は、各証券会社に銘柄入れ替えなど運用をお任せするという仕組みです。

個人個人に応じた株式と債券の割合を細かく設定するというようなものではありません。

 

先ほど金融庁が指摘していたのは、「保守的」タイプですね。

 

そして、気になる信託報酬(年間手数料)ですが、高めです。

私が調べた公式サイトでは1.188~1.518%でした。

保守的運用では、日本国債の比率が高い(約50%)ので、金融庁の指摘どおり選ぶ場合は、

現状で日本国債の利回りがとても低いために基準価格を割らないか注意が必要ですね。

 

それでは、

アクティブ型投資信託である「キャピタル世界株式ファンド」と

パッシブ型投資信託である「eMAXIS 全世界株式インデックス」

とあるラップファンドの10年間のパフォーマンス比較をして見てみましょう。

 

ラップファンド   :手数料1.518% パフォーマンス+170%

アクティブ投信   :手数料1.694% パフォーマンス+260%

パッシブ投信    :手数料0.66% パフォーマンス+255%

 

 

ラップファンドと比較して残りの2社は株式100%であることを差し引いても、

かなりの差が生じる結果となりました。10年でこれですから、さらに長い期間投資をすれば、

より差は開いていくことは明白です。

 

【ファンド・ラップのメリットとデメリット】

高い手数料に見合うだけのメリットがラップファンドにあるのかといわれると、

唯一のメリットとしては、担当者のアドバイスやフォローアップの有無です。

もし具体的なアドバイスやフォローがないなら、メリットはないといっていいと思います。

 

区分もざっくりと5~7個ですし、この程度のポートフォリオであれば投資関連の本を1冊くらい読めば組めます。

とはいえ、投資を継続するということ自体が簡単なようでいて非常に困難である(証券会社の平均保有期間は2.9年)ことから、

投資を継続できるように伴走してくれるようなサービスがあるのであれば買う価値があるかもしれません。

金融庁データより

しかし特に問題だと思うのが、資産運用を証券会社にお任せしてしまうというスタンスです。

とある証券会社のHPにはこうあります。

「運用にかかる投資判断や売買、管理などを、〇〇銀行がお客さまに代わって一括して行う商品です。」

古来から「わかんないから良いようにやっといて」という依頼を受けて良い結果になったためしはありません。

我々も同様で何かを(特にお金を)誰かに任せっぱなしにするというのは、極めて危険です。

依頼主も自ら学んだり把握していてこそ、投資においても良い結果が生まれるのだと思います。

 

【まとめ】

結論から言うと、アドバイスやフォローアップがない限りラップファンドはおススメしません。

特に保守型などの日本国債券の比率が高いものは、損失が出る可能性が相対的に高いです。

お任せしちゃいたい!という気持ちはとても良くわかるのですが、自分の大切なお金のことですから、

自分自身でも知識をつけて守っていきたいですね。

 

 

「生前贈与・改正」 

2022-10-24

こんにちは濱尾です、そろそろ紅葉のシーズンですね。

 

さて、年末が近くなり来年の税制改正の話が少しづつ出てきていますね。

 

先日の新聞によると贈与の改正の記事が掲載されていました。

 

一番気になっているのが暦年課税の持ち戻しが3年がどう変わるか?です。

現在、相続が発生すると、

死亡前3年間に贈与した分は相続財産としてさかのぼって相続税の対象となるわけですが

 

これが現在の3年から拡大される方針のようです。

先日の政府税制調査会では5年~10年間を目安に延長する方向で意見が一致したとのこと。

 

どう言った結論になるのでしょうか?

 

また、相続時精算課税制度についても改正が検討されているようで、

現在、少額でも申告が必要ですが、これを少額であれば申告不要にするような案が出ているようです。

 

現在あまり使われていない、精算課税制度の使い勝手を良くして利用を増やしたいようです。

 

精算課税制度を選択すると暦年課税を以降利用出来ないために利用者が少ないものと思われます。

 

いずれも財務省は親の世代から若年層へ早いうちに資産を移転してお金を使ってもらうことを

考えているようですが。

 

逆に相続税を増税することにも繋がるので果たして改正後の効果はどうなるのでしょうか?

 

またさらに、結婚・子育て・教育資金の1,000万円の贈与は非課税の現行制度は2023年末3月

で廃止の方向のようです。

富裕層を優遇しているとのことから改正の見通しのようです。

 

最終どのような改正内容となるのでしょうか?

 

 

相続・贈与のご相談も受け付けていますので、

気軽にお問合せください。

 

https://okayama-fp.com/

 

By:濱尾

 

 

 

コロナ感染での保険請求が可能な人は?

2022-10-17

こんにちは!

コロナ感染してしまった方、皆さんのまわりでも少しづつ増えてきたと思います。

新型コロナウイルス感染症による「みなし入院」で各生命保険会社で医療保険等の支払いが対象とされておりますが、そちらの支払い対象となる方が2022年6月26日より変更になりましたのでお知らせいたします。

また、感染したけどまだ請求が出来てない方は早めに請求してくださいね。

 

「みなし入院」のお支払い対象者は?

 

 

いかがでしたか?

コロナ感染者でも症状の種類や度合いは様々です。自身は軽症や無症状でも待機期間は外出を控えて感染をなるべく防いでまいりましょう。

もう請求が間に合わないかもと思っている方もいるかもしれませんが、新型コロナ感染症による「みなし入院」となる対象の方かもしれません。

岡山ファイナンシャルプランナーズはFP業務だけではなく、各社保険も取り扱いしております。

いつでもご相談にお越しください。

杉本でした(^^)/

高齢者の所得格差 今後の日本は・・・

2022-10-10

秋以降も値上げが相次ぎ、特に年金生活の方にとってはやりくりが厳しい状況が続いています。

世界情勢を受け、避けられない値上げとはいえ、収入が増えない状況では高齢者の不安は増すばかり。

内閣府の「令和4年版高齢社会白書」によれば、高齢者世帯の所得は平均で312万6000円です。

出所:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

出所:内閣府「令和4年版高齢社会白書」

日本の高齢者の所得は、実は欧米主要国を大きく下回ることをご存知でしょうか。

各国の高齢者所得の内訳や、日本の高齢者の就業率の高さもグラフで見ていきます。

欧米主要国を大きく下回る「日本の高齢者の所得」

少し前の資料にはなりますが、金融庁「人生100年時代における資産形成」(2019年4月12日公表)より、日本と欧米主要国の高齢者の所得を確認しましょう。

出所:金融庁「人生100年時代における資産形成」(2019年4月12日公表)

【平均所得金額】全世帯・高齢者世帯(勤労所得や年金を含む)

※高齢者世帯:日本は65歳以上のみで構成するか、これに18歳未満のものが加わった世帯。アメリカ・イギリスは世帯主が65~74歳、ドイツは世帯主が65~69歳の世帯。
※1ドル=110円、1ポンド=1545円、1ユーロ=124円換算。

アメリカやイギリス、ドイツと比べると日本は全世帯でも高齢者世帯でも所得が低い結果となりました。

特に高齢者世帯では、日本は300万円台前半と所得の少なさが目立ちます。

国により物価や平均給与など異なりますが、日本は全世帯・高齢者世帯ともに所得が少ないと言えるでしょう。

高齢者所得の内訳をグラフでチェック。日本が目立って少ない項目とは

同資料より、各国の高齢者(65歳以上)の所得の内訳も見ます。

出典:金融庁「人生100年時代における資産形成」(2019年4月12日公表)

各国の高齢者(65歳以上)の所得の内訳:公的所得・労働所得・資本所得

公的所得、つまり年金は日本とアメリカが約5割、ドイツ・イギリス・フランスでは7割を超え、この差は大きいと言えるでしょう。

日本とアメリカは公的所得が少ない分、「労働所得」が多く働くシニアは他の国に比べて多いと考えられます。

「資本所得」をみると日本が最も少なく10.0%となっていますが、アメリカでは13.9%です。

フランスは資本所得が17.2%ともっとも高く、それゆえ労働所得は5.5%のみと他に比べて大きく下がります。

今後、日本の「公的所得」は少子高齢化の影響もあり、今より減る可能性が高いと考えられます。

老後の所得の不足部分を補うには「労働所得」か「資本所得」がメインとなりますが、労働所得は大切ながらも、歳を重ねると増やすには厳しいところがあるでしょう。セカンドライフを楽しむためには減らしたいと考える方もいると思います。

欧米主要国のように「資本所得」を増やす必要性は今後も増すでしょう

世界で見ても多い「日本の働く高齢者」

同資料によれば、65~69歳の就業率は以下の通り。

出典:金融庁「人生100年時代における資産形成」(2019年4月12日公表)

出典:金融庁「人生100年時代における資産形成」(2019年4月12日公表)

日本は男性で52.9%、女性で33.4%ですが、アメリカは男性35.5%、女性27.0%、フランスは男性8.0%、女性4.9%です。

日本の高齢者は、男女ともに欧米主要国よりも働いています。60歳代で働くシニアは多く、夢のセカンドライフがはじまる年齢は年々上がっているでしょう。

欧米主要国と日本の所得や就業率をみてきましたが、しばらく値上げが続くこと、また将来的に公的所得が減ることは今から予測できることです。

長く働く仕事について考えるとともに、資本所得、つまり資産運用についても弊社の各種セミナーを通じ情報収集にお役立てください。

羽柴秀吉と経済戦争 後編

2022-10-06

みなさん、こんにちは。

岡山ファイナンシャルプランナーズの歴史担当、牧原です。

今回は、高松城水攻めの最中に「本能寺の変」が発生した後の、

京都山崎まで猛ダッシュで取って返した秀吉の情報戦をご紹介いたしたいと思います。

【過去の記事はコチラから】

前編 備中高松城水攻め

中編 中国大返し

 

その前に前回の「中国大返し」の振り返りです。

日本史上屈指の大強行軍

とも言われ、1日で20km進めたら結構早い当時の軍隊で、

1日70km

も移動した秀吉。光秀の敗因は、この尋常じゃないスピードの計算違いでした。

岡山から京都山崎までは約200km

 

【情報戦】

秀吉は、ただ単に京都まで走って返ったわけではありません。

途中からは行軍速度を落とし、光秀の動向を探りつつ、情報収集しながら移動します。

そして、光秀に味方しそうな他の武将に、文を送ります。

一方で光秀もまた京周辺の武将に仲間になるように文を送っていました。

 

織田信孝・丹羽長秀、池田恒興らに尼崎着陣を伝えた書状において秀吉は、

今回の戦いは「逆賊明智光秀を討つための義戦である」ということを強調している。

6月12日、秀吉軍は尼崎から西国街道をそのまま進み富田(大阪府高槻市)に着陣したが、

秀吉の宣伝は功を奏し、恒興、中川清秀、高山右近ら摂津の諸将が相次いで秀吉陣営にはせ参じた

(Wikipediaより)

 

どうやら秀吉は前もって、

信長様は落ち延びて生きている

という偽情報も流していたようです。

これはほかの武将たちからしたら、

信長様がほんとに生きていて光秀についたと知れたらヤバい…!

と思うでしょう。ネットやSNSのない時代ですから情報も錯綜しますよね(いまでも錯綜してますが)

そのため、光秀の誘いにも簡単には乗れない状況が生じました。

そこに来て、「信長様の敵討ち」を標榜する秀吉軍が電光石火でやってくるのです。

 

あなたなら、どちらに加勢しますか?

 

多くの武将は秀吉を選んだようです。

その結果、秀吉は光秀に対して兵力差3倍の軍勢を用意することができました。

こういう勝ちそうな側に乗っかるのを「バンドワゴン効果」、または「勝ち馬に乗る」といいます。

生き残ってナンボの戦国時代。選択は常にリアリズムによって非情になされます。

 

光秀は、山崎の合戦に敗れ落ち延びたところを小栗栖で農民によって殺害されたといわれています。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?

三回にわたってご紹介してきた、羽柴秀吉の戦国武将としての尋常ではない冴え。

歴史の教科書ではさらっと書かれることも多いですし、秀吉のイメージとしては剽軽なノリの軽い武将といった

ものが多くの人に受け入れられていると思います。

ところが、実際の羽柴秀吉は、

経済の仕組みを完全に理解し、

人間心理を巧みに利用し、

重要な決断を瞬時に行い、

高度な情報戦を駆使することのできる極めて能力の高い武将だったのです。

のちに徳川家康と激突する小牧長久手の戦いでも彼の能力はいかんなく発揮され、

戦名人の家康すら凌駕するセンスを発揮します。

 

金銭感覚と情報の重要性

これらを理解することは、秀吉のようにとまではいかなくとも、

我々にとっても豊かで自分らしい人生を送るのに学ぶ点が多いと私は思います。

 

そんな彼が、朝鮮の役や後継者問題で晩節を汚してしまったのは何とも残念なことですね。

 

 

 

歴史マニアの牧原が講師のセミナー

「お金の心理学」はコチラから

「積立投資のすすめ その50」 マーケット雑感

2022-09-26

こんにちは濱尾です。

 

先週末NYダウは3か月ぶりに30,000ドルを割り込みました。

9月高値から約2,800ドル約9%程の下落となっています。

 

これは先週の米国のFOMC会議にて0.75%の利上げされた事が

主な要因となっていると思われます。

 

さらに今後の金利動向が2023年には4%台まで利上げされるとの観測から

景気の下振れが懸念されて株価が下落していると思われます。

 

同様に海外では欧州でも英国が0.5%の利上げしました。

英国FTSE100も直近高値から約8%の下落となっています。

 

さらに、ストック欧州600指数も直近で約12%の下落となっています。

 

日本もここ1週間で約7%の下落となっています。

 

為替も日本と諸外国との金利差が拡大してきているので

円安となり、先週は一時145円と24年ぶりの円安水準となって来ています。

 

目先は株式市場は下げすぎから、反発するのではないかと個人的には思うのですが。

もう少し下がることを見込んでの投資のタイミングが来ているようにも思います。

 

ただ、金利の上昇による経済への影響がどうなるかがまだ見通せないので

しばらくは低迷したマーケットが予想されるところだと思います。

 

皆様は如何思われますでしょうか?

 

いつも言うことですが、相場が読めない時ほど

基本に戻って長期積立投資ですね。

 

*運用に関する相談、お気軽にお待ちしております。

https://okayama-fp.com/

 

By:濱尾

 

出張!!キッズマネー教室しませんか?

2022-09-20

こんにちは!

岡山ファイナンシャルプランナーズでお子さまの金融教育として「キッズマネー教室」を始めるようになって早くも次回で5回目の開催になります! 

「キッズマネー教室」←    ご参加ご希望の方はこちらから

 

ご参加いただいた皆さまには、

「家族参加型でとても良い思い出になり、皆でお金について考える良い機会になりました。」など多くのご家族の方に喜んでいただいております!

 

日本の金融教育は海外の国々と比べて遅れていることは皆さんもご承知だと思います。

ここで、金融リテラシー(金融や経済に関する知識や判断力)に関する調査結果を添付いたます。

興味深い情報がたくさんありますので、ぜひ見てみてください。

金融リテラシー調査(2022年)     ←出所:金融広報中央委員会「知るぽると」より

 

さらに、日本での成年年齢が民法改正により令和4年(2022年)4月1日から20歳から18歳に変わりました。そこでかねてより遅れている日本の金融教育ですが、成年年齢の民法改正で、金融リテラシーの向上がさらに求められていると思います。

 

上記の金融リテラシー調査では、若年層、年収が低い層、金融経験が少なく、金融教育を受けた経験がない人ほど、金融リテラシーが低いという調査結果が出ています。

 

ですので、私たち大人はもっと子供たちに金融教育を積極的に取り入れる必要があるのです。小さなお子さまから若年層を守り、賢く生き抜くことの出来るように大人たちも遅れている意識を改善しなければならないのではないでしょうか?

私もその大人のひとりとして、FPとして、子どもたちや若年層へ金融教育の機会のひとつとして携わってまいりたいと思います。

 

「キッズマネー教室」は、4歳~10歳を対象としお店屋さんとして品物の用意や価格設定、閉店後の売上確認までを体験します。お店屋さんをすることによって、お客さまとのコミュニケーションをとりながら、自分で考え、工夫をして楽しくお金を稼ぐことを学びます。さらに、その体験によってお金の大切さや親御さんへのありがとうの気持ちに気づくのです。

 

回数を重ね、もっと皆さまに「キッズマネー教室」を知っていただき、金融リテラシーの向上の一環として、より多くの方に実践していただきたいと思います。

そこで、「出張!!キッズマネー教室」を開催してまいりたいと思います!多くの企業様の従業員、そのご家族の方へ、また、お客さまへ喜んでいただけるよう、

「出張!!キッズマネー教室」をいたしませんか?

「出張!!キッズマネー教室」          ←ご参加ご希望の方はこちらから

 

ぜひ、ご参加お待ちしております。

杉本でした(^^)/

 

投資トラブルや運用の失敗をしない為には?

2022-09-12

8月が終わり、朝晩が真夏に比べると幾分か過ごしやすい今日この頃
季節的にも外に出る機会も増え、夏のアクティブな雰囲気のまま、羽目を外す事もありますが、こんな時こそ体調を崩す原因になったりもしますので、きっちりと自己管理をしておきましょう。

それは、「お金」についても同様です。

最近では芸能界における投資トラブルが注目を集めていますね。

また消費者トラブルも高齢者だけでなく若い世代にも事案が後を絶ちません。

そこで今回は、自分の身を守るために必要な「金融リテラシー」に着目し、日本人のリテラシーの実態と紐づけながら「資産運用で失敗する人」の行動3選を紹介します。

独立行政法人国民生活センターによると、未公開株や外国の通貨などに関する投資詐欺が、依然として高齢者を中心に発生しています。

また、最近では以下のようなケースも増えつつあるとしています。

  • 海外事業者が、金融商品取引法に基づく登録無しに勧誘し、トラブルにつながっているケース
  • 金融商品取引法に基づく登録のない業者がセミナーやSNSを通じて若年層に投資話を持ち掛け、金融機関などから借金をさせて投資させ、トラブルとなるケース
  • 暗号資産で投資すると大儲けできると勧誘し、配当の支払いや預かった資金の払い戻しに応じず、トラブルとなるケース

投資詐欺を行う業者はSNSを活用したり、暗号資産を話に組み込んだりと、近年の流行を織り交ぜるなどして詐欺の手法も変わりつつあります。

こうした中、個々人の金融知識は詐欺被害に遭わないために重要となってきます。

また、被害防止だけでなく、投資パフォーマンスの改善においても知識は重要です。

そこで次からは、知識とひもづけた「資産運用で失敗する人」の行動3選を紹介します。

「資産運用で失敗する人」の行動1. 知識を身に付けずに投資を始める

まず1つ目は、「知識を身に付けずに投資を始める」です。

日本証券業協会が2021年10月20日に発表した日本全国の20歳以上の個人投資家5000人の証券投資に関する意識調査によると、「金融に関する教育を受けた経験がない人」は85.1%、「受けたと思うが、あまり覚えていない人」の5.4%を加えると90.5%にまでのぼることがわかりました。

また、教育を受ける機会があること自体も認知度が低い状況です。
学校での資産形成等に関する授業を知らない人は79.7%、証券会社等による授業支援を知らない人は86.5%にのぼります。

投資で求められる知識の中には、普段生活しているだけでは身につかないものも多いです。

知識のないまま投資をした結果、知らないうちにハイリスクな投資をしてしまったり、損が生じた時にどう対処していいのかわからず右往左往してしまったりする可能性は高くなります。

同調査では、「平均年収や金融資産平均保有額と金融知識の高さには相関関係が見られ、年収や金融資産額が低い人ほど金融知識が乏しい」ということもわかりました。

年収や金融資産が少ないために収益性を強く追い求めた結果、「未公開株の投資」などと称した詐欺に引っかかってしまうケースもあるかもしれません。

「資産運用で失敗する人」の行動2. 計画・目標を決めない

日本証券業協会の調査では、「金融知識が低い人ほど長期投資志向が薄く、計画性も低い」ということがわかりました。

株式については、金融知識が高い人で長期保有をする人は54.1%、方針を決めていない人は3.5%であるのに対し、金融知識が低い人で長期保有をする人は43.7%、方針を決めていない人は10.9%となりました。

投資信託についても同様のことが言え、金融知識が高い人で長期保有をする人は65.3%、方針を決めていない人は8.8%であるのに対し、金融知識が低い人で長期保有をする人は49.9%、方針を決めていない人は22.6%となりました。

これまで色々な方の人の投資相談に乗ってきましたが、計画性の無さはストレス耐性の低さにつながる印象があります。

「短期・中期・長期のどのタイミングでパフォーマンスがプラスになっていればよいか」を考えず、なんとなく株や投資信託を買って損が生じた際、どのように次のアクションを考えていいかがわからなくなることは多いでしょう。

これは、リターンが生じた時も同様です。

長期投資志向ではないうえに計画性がない場合、短期的な値動きに気持ちが振り回された結果、売り時がわからず、利益が減ったり損失が拡大したりする可能性は高くなってしまうでしょう。

「資産運用で失敗する人」の行動3. 生活スタイルに合わない投資をする

日本証券業協会の調査では、「若い人ほど短期投資志向が強い」こともわかりました。

 

株式の平均保有期間について、「3年未満」の層は20~30代で合計で71.5%にのぼり、他の年代と比較して圧倒的に高いです。

「若い人ほど年収や金融資産が少ない傾向にある」と想定し、既述の

  • 年収や金融資産額が低い人ほど金融知識が乏しい
  • 金融知識が低い人ほど長期投資志向が薄く、計画性も低い

ということを掛け合わせると、「歳が若い人ほど、金融知識が乏しい中、計画を伴わず短期志向な投資をしている」ということが言えるかもしれません。

まず、投資が短期志向になればなるほど、リアルタイムで素早く情報をキャッチアップする必要が出てきます。

しかし、日中働いている人は、そうした俊敏な情報収集が難しい場合も多いのではないでしょうか。

また、素早く情報をキャッチアップするには、素早くかつ正しく解釈するための金融知識も必要となってきます。

投資の学習に時間を割きづらい人にとっては、そぐわない投資スタイルと言えるのではないでしょうか。

金融知識が乏しい中、計画を伴わず短期志向な投資をしていると、無計画に値動きの激しい資産を買い、状況が呑み込めないまま日々の値動きに一喜一憂してしまうという状況にも陥りかねません。

まとめ

秋は行楽に楽しいイベントも多いシーズンです。

しかし、気分が浮かれて「お金」に関する警戒心が緩んではいけません。

弊社では、皆さんの疑問にお応えする『あなたの隣』のファイナンシャルプランナー事務所です。

気軽にご相談や、各種セミナーを企画しておりますので、皆様の未来に備えた準備のお手伝いが出来ると幸いです。

羽柴秀吉と経済戦争 中編

2022-08-31

みなさん、こんにちは。

岡山ファイナンシャルプランナーズの歴史担当、牧原です。

今回は、高松城水攻めの最中に「本能寺の変」が発生した後の、

秀吉の尋常じゃない武将っぷりをご紹介いたしたいと思います。

前回の記事はコチラから

 

それは後に「中国大返し」と言われ、

日本史上屈指の大強行軍

とも言われています。

なんせ、1日で20km進めたら結構早い当時の軍隊で、

1日70km

も移動するんですよ。光秀の敗因は、この尋常じゃないスピードの計算違いでしょうね。

岡山から京都山崎までは約200km

 

軍事力では優位に立っているというものの、いまだ強大な毛利家。

その、毛利家と対峙している最中に、

信長死す

との報がもたらされます。

※一説によると、毛利方へと本能寺の変を知らせようとしていた明智軍の密使を

秀吉方が捕らえたらしいです。なんでそんな捕まるようなところ走ってるんだ!

 

秀吉は一時愕然としたようですが、軍師、黒田官兵衛の献策によって立ち直ります。

その策とはすなわち、

・速攻で毛利との和睦をまとめる

・ほかの将軍たちが帰ってくる前に、迅速に逆賊(彼的には)明智を撃つ

・そのあと織田家の実権を握る

 

裏切者である明智を討った者が、信長の後継者争いでリードできますから当然ですね。

しかし、この策がうまくいくには次の条件がそろう必要があります。

羽柴軍が無事に京都までいける条件

1 毛利がすぐに和議に応じて、しかも追ってこない

2 最近仲間になった宇喜多が裏切らない

3 明智軍がいる京都までなるはやで返る

 

1つずつ考えてみましょう。

【1 毛利がすぐに和議に応じて、しかも追ってこない】

いきなりかなり難しい問題です。

まず、軍事的には逃げる敵を追撃するのは定石で、特に攻勢を受けて戦線が後退していた

毛利としては、ここで秀吉を追撃し、あわよくば討ち取ることで大きく領地を回復させる

ことが可能だと思っても不思議ではありません。

 

実際、追撃するしないで、吉川元春と小早川隆景がかなり揉めたようです。

結論として。追撃はありませんでした

実は本能寺の変を知ったタイミングに羽柴・毛利間で1日のラグがあったのです。

このラグを利用して、羽柴軍は早急に軍をまとめて撤退し、しかも作った堤を切ってあたりを泥濘と化した

とか。芸が細かいですね。(周囲の百姓にはたまったもんじゃないでしょうが)

 

このラグが生じたのは、羽柴軍がたまたま密使を捕縛したからだけではなく、

秀吉はかなりのスパイを信長近くに放っていたようです。信長の状況を常に把握するために、

そのようなことをしたのでしょう。そのため京都の情報がいち早く伝わったのです。

まさに、情報の速さが生死を分けた例です。

前もって準備しておくと、思わぬ収穫があるかもしれないんですね。

 

【2 最近仲間になった宇喜多が裏切らない】

当時の備前周辺には宇喜多という、毛利織田から比べると小さいですが、

それなりの勢力をもった一族がおりました。

実はこの宇喜多がなかなかの曲者で、かつて毛利と織田の間で同盟をシーソーのように

行ったり来たりしていたんです。宇喜多家の名誉のために言っておくと、当時はそういった行為は

割とよく見られました。大河ドラマで有名になった真田昌幸なんかがそんな感じです。

 

その宇喜多が、これ幸いと織田を裏切って秀吉を捕縛し、毛利に売ったらどうでしょうか。

毛利としては万々歳。労せずして敵の大将を得ることができます。

宇喜多も莫大な恩賞を毛利からもらえるかもしれません。

まして、宇喜多は何度か秀吉に煮え湯を飲まされておりましたので、千載一遇のチャンス…

と思ってもおかしくはありません。

しかもその宇喜多領を通過せねば、秀吉の領地に戻れないのです。

 

そんな逆境で、秀吉はとんでもない手を打ってました。

なんと、宇喜多の跡取りを人質にしていたのです。

その名は宇喜多八郎、のちの五大老宇喜多秀家です。

一説には、当時10歳の彼と同じ籠に乗り、宇喜多領を離れたときに解放したとか。

これでは宇喜多は手を出せませんね。

たまたまなのか、狙ってやってたのかわかりませんが、ともかくすごい。

 

【3 明智軍がいる京都までなるはやで返る】

最も困難なのはこれです。

まず、前述のとおり当時の軍は1日20km程度の進軍速度です。

1日70kmも走破して(しかも悪天候)しまうというのは、尋常じゃありません。

しかも、

本拠地姫路城に到着した秀吉軍は、6月9日朝まで滞留し、休養をとった。休養にあてた一日、秀吉は姫路城の蔵奉行を召集し、

城内に備蓄してあった金銭・米穀の数量を調べさせ、

これらを身分に応じて配下の将兵に悉く分与したといわれる。

これは、姫路籠城の選択肢はないこと、目的は光秀討伐以外ないことを鮮明にし、決死の姿勢を示した上で、

負けても姫路へは帰れないが、勝てば更なる恩賞も期待できることを示唆しての処置であったと考えられる。

 

どうでしょうか。この気前の良さ!

この大将について勝てば、もっと褒美をもらえるぞ~

という兵卒の心理を巧みに突いたんですね。これは士気もあがりますよ。

さらには、「御座所という信長が備中まで来るときのための備蓄品を用意した休憩ポイントを

作っていたのを利用したともいわれています。つくづく、用意周到ですね。

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

事前の用意周到さに加え、臨機応変さ、切り替えの速さ、兵卒の心理掌握の巧みさ…

どれをとっても並みの武将ではないことがわかります。

それから、実は岡山って結構すごい歴史の舞台なのね~!ということがわかってもらえると嬉しいです。

次回は、山崎の合戦で明智軍と雌雄を決します。

(まだやるんかい!という声も聞こえてきそうですが、やります!)

 

歴史マニアの牧原が講師のセミナー

「お金の心理学」はコチラから

 

 

「積立投資のすすめ その49」 77年周期

2022-08-22

こんにちは、濱尾です。

やっと暑さもピークを越えた感じがしますね。

 

先日、新聞に興味深い記事がありましたのでご紹介します。

 

今年が1945年の終戦からちょうど77年になる。

1868年の明治政府成立から戦争までも77年。

 

1868年からと1945年からの歴史的な出来事を時系列で並べてみると

同じような出来事がある。

 

明治維新から21年目1889年:東海道線全線開通

戦後から19年目1964年:東海道新幹線開通

 

同じく

47年目1915年:大正バブル

44年目1989年:平成バブル

 

61年目1929年:世界恐慌

63年目2008年:リーマンショック

 

といった感じです。

 

今年安部元首相銃撃事件と重なるところでは、

2・26事件があります。

 

これに株式市場の動きを重ねるとほぼ同じような

値動きをしています。

 

さらに我が国の国債保有残高の増加といったところも

同じような推移を辿っているようです。

 

歴史は繰り返されると言いますが

やはり、破壊され再興し成長し衰退といったサイクルを

不思議と人間は、経済は繰り返すものなのでしょうか?

 

今後数年間は「清算」が始まるといった見方もあるようです。

 

さて、これからの株式等マーケット、経済はどうなっていくのでしょうか?

 

リスク分散のための、長期・積立・分散投資の基本が

やはり必要な時代なんでしょうね。

 

BY:濱尾