キャッシュレス決済

お世話になります。

中西です

皆さんGWは如何お過ごしでしたか?

現在、経済産業省では2020年のオリンピック・パラリンピック東京開催に向けて「キャッシュレス決裁」化を推進していることはご存知ですか?

キャッシュレス決裁とは、現金以外の支払い方法のことで、主に次の3種類があります。

 

・交通系ICカード(Suicaなど)のような、事前にチャージする前払い方式

・クレジットカードなどの後払い方式

・デビットカードやQRコード決済などの利用した金額が預金口座からリアルタイムで引き落とされる即時支払い方式

 

2015年の経済産業省のデータによれば、各国のキャッシュレス普及率は韓国の約90%を筆頭に、中国が約60%、アメリカが約45%であるのに対し、日本は約18%にとどまっています。また、スウェーデンの現在のキャッシュレス普及率は約98%に到達しているというデータもあります。日本のキャッシュレス決裁化は、先進国の中でもかなり遅れをとっていることが見て取れるでしょう。

 

キャッシュレス決裁には、利用者にとって主に次のようなメリットがあります。

 

・収支管理がしやすくなる

パソコンやスマホ上で収支状況を確認できるため、家計の管理がしやすくなります。家計簿アプリと銀行口座等の収支状況を連携させれば、自動で家計簿をつけることもできます。

 

・コスト削減につながる、ポイントがたまる

現金を引き出す際にかかる手数料や、ネットショッピングや通販での支払い時にかかる振込手数料や代引手数料などを抑えることができます。また、ポイントがたまるという点もお得です。

 

・支払いの手間が省ける

支払い時にお札や小銭を数えるのは面倒ですが、キャッシュレス決裁ならそうした手間がかかりません。また、財布の現金がなくなるたびにATMや銀行窓口で現金を引き出す手間も省けます。

 

現状、わが国のキャッシュレス決裁はクレジットカードの利用が多いため、「カード払い=使いすぎる心配がある」というイメージがあるかもしれません。しかし、即時支払い方式のデビットカードなどを利用すれば、預金残高以上の支払いはできない

ため、使いすぎる心配はありません。家計管理がしやすくなるため、現金払いよりも使いすぎを防ぎやすくなる面もあります。

今後どんどん普及していくであろうキャッシュレス決裁、少しずつ日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2019-05-20