夏到来前に知っておきたい日焼け対策

今日から7月、夏本番前に日焼けがきになる方も多いのではないでしょうか?

日焼け対策をきちんと行っていたにも関わらず、日焼けしてしまった…

日焼け止めによって肌が荒れてしまった…などと困ったことはありませんか?

今回は日焼けのケア方法、日焼け止めの正しい使い方などをご紹介します!

 

■日焼けのケアは「冷やす」が基本!

日焼けは「やけど」と似たようなメカニズムを持っているため、日焼け対策の基本となるのは、やけど対策ということになります。つまり、「やけどをしたら水ぶくれができる前によく冷やす」というのと同じ理屈で、「日焼けに気付いた段階でよく冷やす」ということが大切です。日焼けで炎症を起こした肌は熱を持っていますから、速やかに冷やすことで、この炎症と熱を抑える必要があります。日焼けがヒリヒリする部分的なものであれば、その部分をアイスノンや氷などで冷やすのが最適です。逆に、一部分ではなく全身がヒリヒリしている場合は、冷たいシャワーを全身に浴びるか、水風呂に入るのがいいでしょう。

 

■冷やした後はオリーブオイルで保護?

日焼けした部分をしっかり冷やしたら、次はオリーブオイルを肌に塗っておくことをおすすめします。なぜオリーブオイルなのかというと、オリーブオイルは皮脂に近い構成をしているので、肌との相性が非常に良いということ、そして何より「活性酸素に対抗できる抗酸化力がある」という大きなメリットがあるのです。オリーブオイルは美容用でなく、食用のものでもOKです。日焼けをした後なるべく早い段階で肌につけるようにしましょう。

 

■日焼け止めの正しい選び方とは?

「効果が高いもの」を意識するあまり、「SPF50・PA+++」といった最強クラスのものを選ぶ人がいますが、日本の環境を考えれば、屋外での活動が多い人であっても、「SPF30・PA++」もあれば十分対応できます。数値の高い日焼け止めを使うことは、肌への負担を増加させますので、適切なレベルのものを選びましょう。また、日焼け止めの量は、「自分が適量だと思う量よりも多めに使う」ということが大切です。適量以下しか使っていない場合、本来の効果を得られない状態になってしまいます。適量とは、顔につけるだけでもクリームなら大きめの真珠2粒分、乳液なら500円玉より少し大きいぐらいの量が必要になります。

 

■日焼け止めを落とす際のポイント

日焼け止めの多くは石けんや洗顔フォームだけではきれいに落ちません。たとえメイクをしていなくても、きちんとクレンジング剤を使って日焼け止めを浮かせ、洗顔料で落とすというダブル洗顔が必要です。日焼け止めは、夜になれば「肌にとっての異物」でしかありません。決して「一日中、ずっとつけっぱなしにしておいていいもの」ではないので、健康的な肌を作るためにも、毎日入浴時にはきちんと日焼け止めを落として、すっきりきれいな肌で眠ることが大切です。

2016-07-01