新年度を迎えるにあたって・・

3月。日本中がそわそわする月です。
花粉・異動・確定申告・年度末。
そして家計も、なぜか一緒にバタバタしがちです。

今年の年度末は、例年以上に「お金の空気」が変わっています。
物価は完全に元には戻らず、金利はゆっくり上昇、制度も細かく変化。
大きな事件がなくても、じわじわ効いてくるのが2026年の特徴です。

だからこそ、年度末は家計の棚卸しの絶好のタイミング
難しいことは不要。
今日は「今やっておくと差がつく3つ」だけ押さえましょう。


① 金利上昇時代、住宅ローンの放置は危険

2024年から続く金利上昇の流れ。
2026年も「急上昇」ではないものの、確実に地面は傾いています。

変動金利の人
まだ大丈夫と思っている人が多い
→ でも5年後の返済額は確実に上がる

ここでやるべきは
「借り換え」ではなく
返済計画の再計算です。

・金利が1%上がったらどうなるか
・教育費ピークと重なるか
・繰上返済余力はあるか

この3つを確認するだけで、
将来の不安はかなり減ります。

住宅ローンは怖い存在ではありません。
放置しているローンが怖いのです。


② 新NISA2年目、ここで差が開く

2024年に始まった新NISA。
2026年は「2年目の現実」が見えてくる年です。

・最初だけやって止まっている
・投資額が増えていない
・積立設定がそのまま

これ、かなり多いです。

NISAは始めた人が勝つ制度ではありません。
続けた人が勝つ制度です。

年度末のチェックポイント
・積立額を1,000円でも増やす
・ボーナス月設定を見直す
・資産配分を確認

特に2026年は金利上昇で
「預金 vs 投資」議論が再燃しています。

ですが結論はシンプル。
短期は預金
長期は投資
これが一番バランスが良い。

極端な行動だけは避けましょう。
オール現金も、オール投資も、
だいたい途中で疲れます。


③ 保険の見直し、今が一番ラク

4月は生活が変わる月。
つまり3月が見直し月です。

・子ども進学
・転職
・役職変更
・住宅購入

このどれかがあるなら、
保険は必ず見直し対象。

特に最近多いのが
「入ったまま10年」の保険。

保険は
入るときより
使う前の見直しが重要です。

確認するのは3つだけ。

  1. 保障額は今の生活に合っているか
  2. 貯蓄型が多すぎないか
  3. 医療保険が過剰になっていないか

保険は安心のためのもの。
でも過剰な安心は、
家計を静かに圧迫します。


④ 2026年のキーワードは「じわじわ」

今年の家計環境は
派手な変化は少ない。
でも確実に変わる。

・金利じわ上げ
・物価じわ高
・制度じわ改正

派手なニュースより、
静かな変化が効く年です。

だからこそ必要なのは
大きな決断ではなく
小さな修正。

・積立を少し増やす
・固定費を少し削る
・資産配分を少し整える

これだけで、
5年後の差はかなり出ます。


⑤ 年度末は「反省」ではなく「作戦会議」

3月になると
「今年も貯まらなかった」
と反省する人が多い。

でも家計は反省しても
1円も増えません。

必要なのは
作戦会議です。

・固定費は適正か
・教育費ピークはいつか
・老後資金は何歳から使うか

この3つを考えるだけで、
家計は一気に現実的になります。

完璧な計画は不要。
方向性だけ決めれば十分。


行動につなげる一言

年度末は
財布の大掃除の日。

使わないサブスクを解約し、
放置した保険を見直し、
積立額を少しだけ上げる。

派手な節約はいりません。
小さな修正が一番効きます。

4月から頑張ろう、は毎年負けます。
3月に動いた人が勝ちます。

さあ、今年の作戦会議。
コーヒー1杯の時間でいいので、
家計と向き合ってみましょう。

未来の自分が
「ナイス判断」と言ってくれます。

2026-03-23