飲み会続きでばて気味の濱尾です。
「積立投資運用のすすめ」その3です。
【ドルコスト平均法】という言葉、
皆さん聞いたことありますか?
「定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、
一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に
継続して投資する。
例えば「予定資金を12分割して、
月末ごとに資金の1/12を投入し、
一年かけて全量を買う」という手法。」
Wikipediaより
変動する商品を購入したり、投資する時に
リスクを軽減する方法として是非知っておきたい手段、方法です。
皆さん、投資信託や株式等の変動する商品を
購入するのが怖い、と言う話を聞きます。
それはどこで買ってどこで売れば良いか
分からないからですよね。
それははっきり言ってプロでも分からないですね。
なので買うタイミングをずらして
毎月なら毎月買っていく訳です。
価格の変動する商品は価格が毎日上がったり
下がったりするわけですよね。
12万円を投資する際に一度に投資すると、
上がるか下がるか分からないから難しいわけです。
なので、毎月10,000円を12回に分けて投資するのです。
上がっているときは少ない口数・株数しか買えませんが、
逆に値下がりしている時には口数・株数を
多く購入することができることになります。
この下がった時に多くの口数が買える!
ということがポイントです!
回数 | 投資額 | 価格 | 口数 |
1 | 10,000 | 10,000 | 1.00 |
2 | 10,000 | 9000 | 1.11 |
3 | 10,000 | 8000 | 1.25 |
4 | 10,000 | 7000 | 1.43 |
5 | 10,000 | 6000 | 1.67 |
6 | 10,000 | 5000 | 2.00 |
7 | 10,000 | 4000 | 2.50 |
8 | 10,000 | 3000 | 3.33 |
9 | 10,000 | 2000 | 5.00 |
10 | 10,000 | 3000 | 3.33 |
11 | 10,000 | 4000 | 2.50 |
12 | 10,000 | 5000 | 2.00 |
総額 | 120,000 | 総口数 | 27.12 |
売却代金 |
135,615 |
上記のグラフのように10,000円から2,000円まで大きく下落し
5,000円まで戻ったような場合でも
トータル120,000円投資して、135,615円に増えて損失ではなく、
利益が出る訳です。
毎月購入することでコストが平準化されていく訳ですね。
下がっても長い目で見ればまた上がることもあります。
いずれ価格が上がれば、下がった時に
口数多く買えたものは利益が出ることになります。
普通、値下がりすると損する意識が働きますが、
多くの口数が買えると余裕をもって考える
ことが出来れば、リスク軽減の方法が取れることになります。
*ただし、下がり続けて戻りがない場合は損失なので、
どんなケースでも利益が出るわけではないので、
注意してください。
是非、「ドルコスト平均法」この手法を身に付けて
変動商品を使った積立投資のメリットを享受してください。
今話題のiDeCoや来年から始まる、つみたてNISAなどは
こういったことができる制度として活用したいですね。
By:濱尾