株式会社 LIVE ART 代表取締役 大島秀章 様

~喜びと感動と笑顔を届ける!
そんな物づくり・人材を育てたい!!~

株式会社 LIVE ART

主なお仕事内容のご紹介
キャラクターグッズデザイン・オリジナル商品企画/開発
国内、海外OEM生産/中国製品商品輸入代行/卸販売
非常勤講師(高等学校 情報処理科・専門高等学校)

岡山よろず支援拠点アドバイザー・マジシャンセミナー講師

 

~経営理念を教えてください~
喜びと感動と笑顔を届ける!
残業禁止!定時に帰って自分時間を有効に使う工場さんは値切らない、、ようにしています。

 

~どうしてこのお仕事を選ばれたのでしょうか?~
元々デザインで食べていこうと思っていました。最初は、アパレル(ワーキングウェア、カジュアルウェア)と印刷業界のデザインをしていましたが、アパレルが少なくなって来たので、東京に行って色々な方と知り合いになっていくうち、少雨品企画デザインにつながるゲームメーカーと出会いました。色々企画をしていく中で、「商品をつくって納められませんか?」というお話をいただきました。今では、企画だけでなく、商品開発・デザインや生産管理をし、卸会社を通じてイベント会場や店頭で商品を販売しています。一部ネット販売等もしています。商品づくりは様々な工場や職人さんにご協力をいただいております。
最初は、岡山県内の仕事が多かったのですが、今では東京や名古屋・京都・大阪のクライアントにシフトしています。

 

~最初の企画から東京で仕事がとれるまでどのくらいかかりましたか?~
東京に行きだして初めて仕事になったのは3年目でした。
早い遅いはあると思いますが、弊社の場合はお金になるまでに1年~3年かかりました。
月によりますが、新しい企画は月々10~20以上しています。年間にすると膨大な量になります。企画を出しても商品化になるまで長いもので3年かかります。
たくさん企画をだしても決まったものしか作れません。
決定した企画の商品を製造し、納めさせていただくというスタンスです。

~今一番わくわくしている企画はありますか?~
完全オリジナル商品です。パズルや携帯カバー、木製製品など…完成度を上げるため「作っては改善」を繰り返し、どんどん完成品に近づけていきます。
どんな小さいものでもサンプル作りを5回以上実施し、完成まで3年かかる商品もあります。良いものを作るためにはそのくらい時間もお金も惜しみません。

「多く作り多く人に喜んでいただく」か「こだわった良いモノを作って付加価値をつける」かですが、私はどちらにも良いモノを作りたいと思います。

 

~この仕事をするにあたって苦労することはありますか?~
水害で工場さんやパートさんが被害にあって困ったことがありました。
弊社は工場さんあっての企業なので、工場さんがとても大事です。工場の方々にがんばっていただくために、新たな企画や商品を開発しがんばってもらうだけの仕事を生み出したいと思っています。

 

~この仕事をしていて一番うれしかったことは何ですか?~
横浜アリーナでゲームイベントがあり、会場でイベントが始まると大型モニターに、「協賛」企業に社名が出た時です。大きなイベント会場でしたので自社の社名がモニターに映し出されたのをみて、ちょっと感動しました。

 

~今後の野望は?~
現在、地域貢献として「岡山県よろず支援拠点」でアドバイザー、「専門学校、高等学校」で講師をさせていただいております。生徒さんの可能性を考え「何でもやってみないとわからない!やってみた結果どうなるか?だ!」と伝えています。とにかくアドバイスはしても、「実行するか?しないか?」「途中であきらめるか?あきらめないか?」は本人次第!いくら悩んでも実行しなければ何にもならないです。すべては可能性の問題です。

 

~仕事に対するモチベーションは?~
「自分時間をつくる」ことです。遊んでばかりではもちろんだめですが、まじめなだけでは得るものが少ないと思います。例えば、1か月の内の1日、数時間「○○に来ないか?」というときに行くか?行かないか?そういった時間をつくるか?つくらないか?
ただし、優先順位と段取り、危機管理力は大事です。120点しようとしなくてもいいと思いますが、80点以上はするようにしないと信用してもらえないと思います。
遊びは幅を広げることにもなるし色々な出会いに結び付くチャンスでもあります。

 

~今後やりたいことはありますか?~
今やっている物づくりです。
自分がつくった物が残っていくのがいいです。それが楽しい。
「これは俺がつくった物なんだな。」と物づくりでは実感できます。
みんなが求めている物を作らないといけませんが、ずっと続けていきたいですね。

 

~事業承継はどう考えていますか?~
継ぎたい人がいるなら歓迎します。
継ぎたい人が身内でいないのなら継ぎたい人を探して育てればいいと思います。

大島社長、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
貴社の今後益々のご発展を祈念しております。

 

2021-01-07