「積立投資運用のすすめ」 その7   運用コスト

梅雨入りしましたね

誕生日を迎え55歳となったおじさんFPの濱尾です!

 

今日は、「運用コスト」について書いてみます。

投資信託での運用コストは大きく分けて2つです。

1つは購入時手数料

2つ目は信託報酬です

 

1つ目の「購入時手数料」は購入する商品や購入額によっても違いますが

約3.24%(税込)程を購入するときに直接、販売会社に支払うものです。

別途、手出しするのではなく、投資額から差し引かれることになります。

 

商品を購入する際の説明や情報提供、事務手数料と言ったものです。

 

アクティブ型の商品では高く、パッシブ型では低い傾向があります。

また、購入時手数料の無い、いわゆる「ノーロード」の商品もあります。

 

2つ目の信託報酬は運用会社に間接的に支払うものです。

ファンドの日々の純資産総額に対して所定の率を乗じた金額となります。

 

こちらもアクティブ型の商品では高く、パッシブ型では低い傾向があります。

アクティブ型で約1.5%前後、パッシブ型で約0.5%前後位といった感じでしょうか?

 

内訳は委託会社にファンドの運用、基準価格の算出、法定書類の作成等の対価として。

販売会社に運用報告書等各種書類の送付、口座内でのファンドの管理、

購入後の情報提供等の対価として。

受託会社に運用財産の管理、委託会社からの指図の実行等の対価として支払われるものです。

 

「購入時手数料」は購入時だけに支払うものですので、

長期間保有すればそれだけ年間に対する割合は割安になって来ます。

 

一方「信託報酬」は毎年所有する期間まで掛かるものになりますので、

高いとコストがダイレクトに収益に関係して来ます。

 

いずれにしてもコストがかかる分、収益を上げるファンであれば良いファンド

ということになりますが、コストが高いだけで、収益が低いファンドであれば

悪いファンドということになると思います。

 

是非、コストを意識しながらも良いファンドを見つけてください。

 

そういったファンドを教えて欲しいという人は

一度こっそりと濱尾まで相談してくださいね!

 

by:濱尾

 

 

 

 

2018-06-12