こんにちは 中西です!
日々家計簿をつけていても、一度つけた家計簿を見直す機会はなかなかないものです。だからこそ、何かと変化がある4月は、家計簿を見直すいい機会。“家計の新学期”と考えて、チェックしてみませんか。
まずは支出の費目を、「固定費」と「変動費」の2つのグループに分けます。固定費とは毎月必ず一定の支出額がある費用のことで、住宅費やローン、公共料金、通信費、保険などが該当します。一方の変動費とは、月ごとに支出額が上下する費用をさし、食費、交際費、趣味などに使う費用などが該当します。
しっかりと見直したいのは固定費です。固定費を削減できれば、その削減効果は毎月継続的に反映されるため、家計にゆとりが生まれやすくなります。特に次の費目について、見直してみるといいでしょう。
保険の加入時と加入後では状況が変わることがよくあります。保険の内容は定期的にチェックするといいでしょう。プロに見直しを依頼することで、よりよい保険をより安く選び直すことも可能です。
スマートフォンを使用する場合、大手キャリアに比べ、格安スマートフォンは月額費用が数千円安くなります。また、通話に関しても電話回線ではなく、LINEやFACEBOOKなどの通話機能を使用すれば通話料金がかからなくなります。インターネット通信料に関しても、安いものでは月額料金が3000円台のプランも多くあります。インターネット回線の使用状況にあわせて、最適なプランを選び直すといいでしょう。
電力やガスの自由化によって、電力会社やガス会社を自由に選べるようになりました。インターネットで各社の費用を比較できたり、節約額をシミュレーションできる無料のサービスがありますので、一度利用してみるといいでしょう。日頃の電気やガスの使い方を見直す機会にもなります。
変動費については、各費目ごとに1年間の平均支出額を算出してみるといいでしょう。「意外に食費がかさんでいる」「もっと趣味に使うお金に回したい」などの気づきがあり、より賢く家計を分配するきっかけにもなります。
無駄な出費は極力なくし、その分を貯蓄したり生活を楽しむことに使うことができれば、より豊かなライフスタイルになるはずです。いい新年度を迎えるためにも、ぜひ家計簿を見直してみましょう。