空き家を何とかしないと!

今、「空き家」がどんどん増えている。理由は、

1、相続したものの住む人がいない

2、所有者が亡くなって名義変更ができなくて売却できない。

3、所有者が高齢等で施設等に入所していて、名義変更手続きが難しい。

といったさまざまな事情があり、空き家が増えているからです。

 

そこで、5年ごとに公表されている、

平成30年住宅・土地統計調査(速報集計)

(平成31年4月26日に総務省統計局公表)をみてみよう。

さっそく岡山県をみてみましょう!

『総住宅数および空き家率』

・ 総住宅数は     917,500戸

「居住世帯のある住宅」 772,500戸

「居住世帯のない住宅」 145,000戸

・「居住世帯のない住宅」から建築中の住宅や一時現在者のみの住宅

を除いた空き家数は  142,200戸

※「一時現在者のみの住宅」とは、昼間だけ使用している、何人かの人が交代で寝泊まりしているなど、そこにふだん居住している者が一人もいない住宅を指す。

 

賃貸用住宅が  61,700戸、

売却用住宅が   3,300戸、

その他の住宅が 73,500戸 となっている。

※「その他の住宅」とは、「別荘等二次的住宅」、「賃貸用住宅」、「売却用住宅」以外の住宅で、例えば、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅のほか、空き家の区分の判断が困難な住宅などを含む。

・空き家数から別荘等二次的住宅を除いた空き家率は15.1%〔全国12.9%〕となります。

「長屋建」 は  19,500戸、

「共同住宅」は 238,500戸、

「その他」 は   1,000戸 となっています。

出典:総務省統計局ホームページ

非木造率は33.2%〔全国43.1%〕となっています。

 

いかがですか?

『空き家問題』ってよく聞きますよね。

空き家になると、人の出入りが少なくなり、空気が入れ替わらない為、すぐに家は朽ちてきます。

その為、ご自身のご自宅は別にあり、ご両親からの住宅を相続すると困ることもあるのです。

1、定期的に換気や、庭木、雑草の手入れ等(遠方の方は交通費)

2、固定資産税の支払い

3、遺品整理に、時間と費用がかかる

といったことです。

 

そうなる前に、実家等の亡くなった後に住む人のいない住宅をどうするか?相続人みんなで話し合っていてください。

空き家にならないためにどうしたらいいか?

のご相談は、岡山ファイナンシャルプランナーズまで。

 

杉本でした。

 

2019-09-10