こんにちは、濱尾です。
10月、先日の中秋の名月は綺麗でしたね。
さて、厚生労働省は「年収の壁」について案を出し、議論がされています。
年収の壁、106万円の壁と130万円の壁です
会社員・公務員の配偶者で扶養され保険料負担をしていない方が
「第3号被保険者」のうち約4割が就労していると言われています。
その中で、この106万円の壁があるため
一定以上の収入となった場合の社会保険料負担等による手取り収入の減少を理由として、就業調整をしている者が一定程度存在しています。
政府は、人手不足への対応が急務となる中で、
短時間労働者が新たに被用者保険の適用となる際に、
労働者の収入を増加させる取組を行った事業主に対して、
一定期間助成を行うことにより、
壁を意識せず働くことのできる環境づくりを後押しするため、
労働者の収入を増加させる取組を行った事業主に対して、
労働者1人当たり1年目、2年目各20万円、3年目10万円、
最大50万円の助成支援を行うといった
案をひとつには検討しているようです。
こうした、助成制度の検討は企業にとっては
ありがたいことかもしれませんが、
本質的な働き方の改善に繋がるのか疑問が残るところです。
こういった社会保険制度の見直し議論は
基本的に少子高齢化が引き起こしている
社会保険の財源不足によるものと思います。
一部議論されている
第3号被保険者、専業主婦の社会保険料免除で
保障がある点の見直しの方が平等ではないかと思います。
人それぞれの立場で考え方は違ってくることかと思いますが
皆様はいかがでしょうか?
働き方を考えるうえでの
ライフプランの相談も行っていますので
気軽に問い合わせしてください。
By:濱尾