株価と魔の月

みなさんこんにちは。

やっと11月らしくなってきましたね!

 

さて10月も終わり、ハロウィンも落ち着いたということで、

実は株式市場にとって9~10月は「魔の月」だということをご存じでしょうか?

 

過去に株式市場に大きなショックを与えたできごとの歴史をさかのぼると、

 

1929年10月29日 
ニューヨーク株式市場で「ブラック・チューズデー」が発生、株式大暴落、世界恐慌のはじまり
1987年10月19日 
「ブラック・マンデー」として知られる株式市場暴落
2001年9月11日 
アメリカ同時多発テロ事件が発生し、株式市場暴落
2008年9月15日 
リーマン・ブラザーズの破綻、株式市場暴落、世界金融危機の始まり

世界的に影響を与えた金融ショックの代表的な事件が9-10月に起きてるんですね。

9月は米国の新年度に当たります、IPOや新発の債券なども新しくマーケットに出てくるので、
資金が分散されて株価が下落しやすい時期であるというアノマリー
(理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性)
があるといわれています。

逆に11月以降は、ブラックマンデーを境に株価は上昇基調にあるというアノマリーがあります。
これをクリスマスラリーといったりします。

今年も残すところあと1か月半。
今年の年末に向けての株価はどうなるのか?注目ですね!

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2023-11-20