保険の見直しで損していませんか?

死亡保障が大きい保険を減らして良い保障の保険に安く入りなおしたり、
保険料は同じで保障を追加したりしたことはありませんか?

前の保険がお宝保険だった場合、あなたの貰えるはずだったお金が減ったり、
最悪無くなったりしてしまう可能性があります。

今一度保険証券を見直していただきたいなと思います。

バブル崩壊から30年。
崩壊前に加入していた「お宝保険」をお持ちのかた、
保険外務員さんの保険見直し提案は鵜呑みにせず、よくよく理解して見直ししましょう!

現在50~60代の方がお持ちの終身保険が多いでしょうか。

 

保険商品は原則、加入時の予定利率が保険終了時まで引き継がれます。
バブル崩壊前はとても高い予定利率でした。
貯蓄型の終身保険等に加入していれば、超低金利時代の現在でもその高予定利率で保険金が支払われるのです。

この保険商品が「お宝保険」です。

 

好景気のバブル崩壊前には、平均寿命が伸び、年金への関心も増えてきたので、死亡保障の高額化につながりました。
終身保険の予定利率が3%~5%と非常に高かったので、少ない保険料で保険会社から貰う金額は大きい、非常に良い商品だったのでとても需要がありました。
保険会社もその高い予定利率でも大丈夫だったのですね。

 

しかし、バブル崩壊。

世の中の金利はどんどん下がるのに、バブル時代の終身保険を保険会社は高い利率で支払わなくてはならなくなったのです。
予定利率により見込んでいる運用収益が実際の運用収益でまかなえない逆ザヤ状態です。
そんな払うばっかりの終身保険、保険会社はどうにかしたいですよね。

お客さまはというと、高齢化時代の到来により、医療費の自己負担率が上がったり、厚生年金保険料率の引き上げがあったりで、「長期の保障」や「自分のための保障」が必要になってきました。
そのため、定期付終身保険や生前給付特約といった医療や介護特約などを付けたい方が増えました。
最近ではさらに商品の単品化が進んでいます。
医療に特化した医療保険、
がんに特化したがん保険、
介護に特化した介護保険
収入に不安があれば収入保障保険などなど。

そんなお客さまと保険会社の需要がマッチしてできたのが転換制度です。

 

ターゲットになったのは定期付きの終身保険。
終身の部分に解約返戻金が溜まっているのでその部分を新契約の転換価格にしましょうというものです。
1990~2000年前くらいの利率の高い終身保険。
転換されている確率が高いです。

 

“転換制度には次のような異なる方式があります。

転換価格を新しい契約のどの部分に充当するかによっていくつかの異なる方式があります。
どの方式を選ぶかによって払い込む保険料などに差が生じますので、契約している会社の取り扱っている方式を確認のうえ、十分に比較検討して選択しましょう。

転換価格を主契約のみに充当する方式

主契約の保険料負担が軽減されます。
定期保険特約の保険料負担は軽減されません。

転換価格を定期保険特約のみに充当する方式

保険料負担が軽減されるのは定期保険特約のみです。
主契約の保険料負担は軽減されません。

※定期保険特約が更新をむかえると、定期保険特約の保険料負担は軽減されません。

転換価格を一定の割合で分割し、主契約と定期保険特約のそれぞれに充当する方式

主契約、定期保険特約それぞれについて、保険料負担が軽減されます。

※定期保険特約が更新をむかえると、保険料負担が軽減されるのは主契約のみになります“

生命保険文化センターより

 

転換後、解約返戻金がどんどん減っていくものは貰えるはずだったお金が減っていっているということです。
それをきちんと理解して、今支払う保険料に充てているのであればご自身での管理ができていますので大丈夫と思われます。

ご自分のご加入の保険内容でご不明点等ございましたら
お気軽にご相談ください♪

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2020-07-27