【ギャンブル依存】水原事件を考える

みなさんこんにちは。

ところで、本物のギャンブルをしたことはありますか?

私は30歳くらいの頃、ギャンブルをするとどういう変化が脳内に起きるのか知りたくて

マカオのカジノに行ったんですね。

それはそれは壮大なホテルで、1階のフロアぶち抜きで巨大なカジノが併設されていました。

これがマカオで泊まったホテルで、ギャラクシーホテルといいます。

カジノに行かなくても宿泊できるとても素晴らしいホテルなので興味がある方はぜひ行ってみてください。

 

そこで私は「大小」というオーソドックスなサイコロのゲームをした訳です。

で、はじめのうちは勝っていたんですね。なんと1時間でマカオ旅の旅費を稼いじゃったわけです。

そこで私は思いました。

 

俺ってギャンブルの才能あるくない?

と。

今思えばそんな才能はまったくないんですが、私の心にはある希望が見えました。

 

これは(次来るときの)旅費が稼げる!!!

 

気づいたら掛金を3倍に引き上げていました。

 

するとあれよあれよと負けつづけ、それを取り返そうとしてキャッシングし

(ゲーム台のとなりにクレジットカードでキャッシングできるマシンがあります)

給料1か月分をたった2時間で失いました。

次の日の朝食も買えなかったので友人にお金を借りました。

 

このマカオカジノ事件からの教訓としては、

ヒトはギャンブルに関与すると正常な判断ができなくなる

ということです。

そこに利益が見えてしまうと、ついリスクの高い行動をとってしまいます。

また損した分を取り戻そうとして更に高いリスクを冒しがちです。

 

これはカジノだけでなく、ボラティリティの高い投資方法にも同じようなことが言えます。

その点広く分散されたインデックス投資等はリスクをある程度抑えながら長期的に運用できますので、

比較的安心です。

 

極まれにギャンブルに強い人もいますが相当の精神鍛錬を積まないとそうはなれないでしょう。

なるべく近づかないほうがいいもの、それがギャンブルです。

 

ちなみに帰国してすぐ友人には借りたお金を返しました。

借りたお金もすぐ返しましょう(笑)

 

2024-04-15