奨学金借りても将来元を取れる?

春ですね。新しい年度始めです。新しい環境での生活になる人たちもいるでしょう!

みなさんは来年度の進学に向けての準備は万端でしょうか?

学生たちは、進路の決定、希望進路に向けての勉強。

親御さんたちは、子どもの学資資金の準備と大変ですね。

近年は、費用として奨学金を利用する人も全体の50%と半数の学生が利用せざるを得ないのが現状です。奨学金は、学生自体の借金になります。「お金を借りてでも大学等へ行く!」という強い意志があるかが重要です。

その学校に行って吸収できることは何でしょうか?行ってみないとわからないことも多いでしょうが、その中で最大限におかれた状況を活用出来るように努力しましょう!

 

奨学金は、借金です。就職して半年後には奨学金の返還が始まります。

最近問題視されている、奨学金返済が途中で困難になるケースも増えてきています。しっかりと自分を見つめなおしてみて、自分はどんなことに興味がありそうなのか?考えてみましょう。どんなことに興味があるかわからない人は何が向いていないかを考えてそれを省いていくといいかもしれませんね。

 

では、奨学金とは何なのか?を知るために

「日本学生支援機構の奨学金の概要」大学生)を見てみましょう。

奨学金の種類 給付型 貸与型
第1種 第2種
返済時の利子 なし あり

年収の目安(4人世帯)

~約378万円 ~約747万円 ~約1100万円

成績などの要件(申込時)

進学先で学ぶ意欲があること 高校での全科目の成績が5段階評価で平均3.5以上など 進学先で学ぶ意欲があることなど

給付・貸与月額

※単位万円

国公立大学

上段:自宅

下段:自宅外

0.98~2.92 2~4.5 2~12
2.23~6.67 2~5.1

私立大学

上段:自宅

下段:自宅外

1.28~3.83 2~5.4
2.53~7.58 2~6.4

 

奨学金の種類は他にもありますが、日本学生支援機構の奨学金は、2.9人に1人が借りています。種類は3通りあり、返還の必要のない給付型、返還の必要があるが、利子のいらない貸与型の第1種、返還の必要があり、利子がかかる貸与型の第2種の3つです。

日本学生支援機構のHPでどの種類にあてはまるか簡単なシミュレーションが出来るのでしてみてください。

ただ、給付型の奨学金は申請する学生が多いため希望する奨学金を利用できるとは限らないようです。募集枠が少ない中、審査の難易度も高くなっている?とか...

 

そもそも、奨学金を利用しないといけない理由としては、その家庭の諸事情が大きな要因になっています。

・ひとり親家庭(離婚や死別)

・親御さん、ご兄弟等の病気

・雇用の不安定(コロナ・会社破綻等)

など色々な事情があります。また、上記の理由でなくても、日本は先進国の中でも給与があがっておらず減少傾向、教育費は上昇しています。

奨学金を利用する家庭が増えるのは当たり前ですよね。

 

ただ、借金をしてまで進学する。就職して自分で支払うことを早めに理解して、学生生活を充実した時間で過ごせるようにしてほしいと願います。

 

早めのお金の勉強は、岡山ファイナンシャルプランナーズで。

金銭教育が遅れているので、まずは親御さんがお金の勉強をして、早くお子さんに伝えてあげてほしいものです。

 

杉本でした(^^)/

 

 

 

 

 

 

2022-04-19