今回は、ファイナンシャルプランナーらしくお金に関するおススメの本を紹介したいと思います。
それがコチラ。
わたしの投資経験も織り交ぜてご紹介しましょう。
この本は、私が資産形成をするうえでの思想の基礎となっている書物ですので、
これをお読みになるとどういったスタンスで私が資産形成について考えているかが、
ばっちりバレてしまいます。
その中でも興味深い粘土板が後にイギリスの調査隊によって発見されました。
おやおやおや。もったいぶってそれ?
っていいたくなる気持ちもわかります。貴兄はこう思ったことでしょう。
しかし、時の試練を乗り超えた教訓とは得てしてシンプルなものであります。
この格言はこういっています。
毎日十個のタマゴをひとつのかごに入れ、夕方に九個取り出す。
これを続けるとどうなるか。
当然、かごはいつしかタマゴで一杯になり、溢れてしまうでしょう。
同様に、収入の十分の九で生活する者は、いつしかその財布を丸々と太らせるのです。
ではなぜ、このようにシンプルな教えを実行できるひとが少ないのでしょうか。
そのせいで毎月の給料のほとんどを支出に充ててしまうようなことが起こります。
子どものころ、もらったお小遣いのほとんどを使っちゃいませんでしたか?
大人になってもそれは変わらず、貯金に回るのはほんのわずか。
ひどい場合は、見栄や欲望のために借金してでも欲しいものを手に入れようとします。
資産形成期において収入の10%分はないものと思いましょう。
十分な資金(と生活費)なくしては資産運用もできませんから、
といってもいいと思います。
できるひとは20%でも30%でも貯蓄に回すといいでしょう。
その分だけ財布が太る時間が短くなります。
ちなみにわたしは、収支のデータを遡ってみたところ、新卒時代から平均して20%程度を貯金に回していました。
バビロン第一の格言はクリアしたといっていいようです。
みなさんも、まずは収入の十分の九で生活をするようにしてみてはいかがでしょうか。
残念に思うかもしれませんが、収入の90%、それが我々の身の丈に合った生活なのです。
お金は無限に手に入る物ではありません。
どうすれば収入の90%で暮らせるのか。
まずはここから自分の生活を振り返ってみましょう!