後1ヵ月、何を「チェックして」「どうするか」で未来のあなたの資産が大きく変わる!
消費税が上がるだけじゃない。
他に何が高くなる?安くなるのは?どんな制度が始まる?
今年、2019年10月。消費税が10%になる予定なのは皆さんよくご存じかもしれません。支払う金額、お財布から出ていくお金は今までより、2%多く出ていきます。大金だろうが小銭だろうが2%多く用意しないと今まで買えていた物が買えませんし、サービスも受けられません。
みなさん、お財布の中にも2%多く入ってくる仕組みは作れていますか?
昨年10月に消費税の軽減税率のブログを書かせて頂きましたが、ついにその10月があと1ヶ月ちょっとと迫ってきました。請求書や納品書、レジなど、準備はできましたでしょうか?使える補助金はバンバン使いましょう!
今回は消費税が増税になるに伴って値上がり予定の保険料と身近なものの一例をご紹介します。
◆ 保険料が上がる!
見直しは9月中旬までがおススメ
・火災保険料
・自動車保険料
・生命保険料
◆ 身近な値上がり一例
・運賃
・郵便料金
・診療報酬
・介護報酬
・たばこ
【火災保険料】
火災保険料が2019年10月値上げ。保険料が7割も増える?!
損害保険大手4社(あいおいニッセイ同和損害保険・損保ジャパン日本興亜・東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険)が10月に火災保険料の値上げを実施予定です。(一部地域によっては値下げもあります)
近年、火事だけではなく大規模な雪災、地震、大風、大雨などの大きな自然災害・損害が日本各地で見舞われ、保険会社の補償対象の保険金支払いが増加しています。そのため保険料の見直しがなされました。
今年2019年1月に地震保険料が値上がりしたばかりですが、火災保険料も値上がり予定です。
さらに住居関連固定費の保険料負担額が増えそうですね。
対策としては、長期契約で火災保険に加入すると長期割引が使え、保険料を抑えることができます。現在、1年更新の火災保険にご加入の方や、地震保険は付けているけど水災は保障されていないプランの方は特に割引率の高い長期契約へ見直しをされると、保険料を減らせる可能性がとても高いです。
10月からの料率で計算ができますので、ご自身の加入保険会社もしくは保険代理店さんで、ぜひ比較見積もりしてみてください。保険料、10年一括払いが尚お得です。
【自動車保険料】
2020年1月にも保険料値上げの予定
自動車保険も損害保険大手4社(あいおいニッセイ同和損害保険・損保ジャパン日本興亜・東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険)が消費税増税に伴いコスト増しになるので2020年1月にも保険料値上げの予定です。
せっかく、安全運転機能搭載車が増えて支払いが減り保険料が安くなったと思ったのに残念です。2014年の消費税が5%から8%になった時にも値上げされていました。
対策としては、今一度補償内容の見直しをきちんとすること。他の保険でも保障されている同じ内容の補償の保険料を払っていたらひとつは外しましょう。運転者の年齢や運転する人、免許証の色など割引が効くものをフル活用しましょう。自動車保険も何社か見積もりされることをおススメします。
【生命保険料】
生命保険料の引き上げ・引き下げ等、見直しの可能性大!
平均寿命が延び、人生100年時代といわれている今だからの見直し。
死亡保険や収入保障保険などの掛捨て型で、保険期間が決まっている定期型の保険は引き下げられるかも。
保険料が引き下げられた場合は、年齢が若いほど安いので、今の年齢で加入し直した方が支払う保険料が安くなることもでてきます。
一方、医療保険は長寿の間、保険会社が保険給付金を支払うことが増えてくるので保険料は引き上げの可能性が大きくなります。
10月は改訂がある保険会社が多いので、特に9月が誕生月の方、誕生日までに若干余裕をもって要チェックです。
【運賃】
日本全国の鉄道事業者で運賃が改定予定です。
消費税が増税に伴い、JR各社も初乗りが140円~150円へと引き上げなど予定されています。
今までのお出かけの運賃予算では足りなくなることがあるので移動の前に運賃チェックしておきましょう。
【郵便料金】
郵便料金値上げです。
定形郵便は82円から84円に、定形外郵便も100g超え150g以内は規格内・外どちらも値上げ。ハガキは62円から63円に改定されます。
又1円切手や2円切手が必要になってしまいますので、10月まで切手の在庫チェックに手を取られてしまいますね。
速達・簡易書留、レターパックも値上げ。ゆうパックも大きさによって10円から60円の値上げになります。
ですので、ゆうパック利用は9月中がお得です。
【診療報酬】
厚労省も診療報酬・介護報酬の改訂を10月実施と発表しました。
病院に行ったときに支払う金額が上がるというものです。
保険適用診療は基本的には非課税なのですが(自由診療は消費税分値上がり)、病院も医療機器等購入しないといけませんよね。それには消費税が今以上にかかり、病院側に負担が生じてきます。その分を厚生労働省の詰問機関が協議して診療報酬等に上乗せしていこうということです。
【介護報酬】
介護報酬の基本単位数が引き上げられます。
介護報酬の基本単位数が引き上げられるに伴い、各区分支給限度額が変更になります。
介護報酬改訂では、9月までと10月からで同じサービスが受けられなくならないよう毎月の限度額も併せて引き上げてくれる方針ですが、当面の支出は増えます。
食費や居住費の基準費用も単価が変わってきますので、該当の方は契約書類等しっかり確認してください。
見直しの必要がでてくるかもしれません。
【たばこ】
たばこ税も10月から増税です。
しかも加熱式たばこは今後5年間段階的に値上げされます。
個人的にはこれを機に主人が禁煙してくれたらなぁと願うばかりです。煙草予算を健康維持予算に変えてくれんかなぁ。。そのお腹の脂肪を私と一緒に落とそうよ…と思うyamadaです。
消費税だけじゃない。
2019年10月は、料金が上がるものや制度が変わるものが目白押し!
今年2019年は目まぐるしく変わっていく年の一つだと思います。
事前に見直し、準備しておくことで自身の資産を守ることができます。
ぜひ確認しておきましょう。
Yamadaでした(*^^*)/