コロナ感染の症状がでて、救急車に来てもらっても入院先が決まらないというニュースをよく聞きます。新型コロナウイルス感染症の検査で陽性であった方のうち、無症状、または医学的に症状が軽い方については、自宅や、都道府県が用意する宿泊施設で安静・療養が行われています。
保険会社によって対応が違うのですが、「新型コロナウイルス感染症」と診断され、自宅や臨時施設等で医師の管理下による療養を受けた場合、医師等が証明した期間について「入院」扱いになる保険会社が多いです。
また、医療機関の通院に代えて自宅などで医師による電話診療またはオンライン診療を受けた場合、通院扱いになり、通院特約などを付加されておられる契約では通院給付金の支払対象となることもあります。
コロナ感染症で自宅療養となった場合に入院の給付金を請求するにあたり、手順やどんなものが必要なのでしょう。
複数の保険会社にご加入の方もいらっしゃると思います。それら全部が給付してもらえるとは限りません。
なので、全部の保険証券をまとめ、保障内容を確認しておきましょう。そして、万一の時にはどこに連絡すべきなのかすぐわかるようにしておきたいですね。
岡山ファイナンシャルプランナーズホールディングスも取り扱っています。
ご自身の保険をまとめて面倒を見てくれている代理店があれば請求漏れのないように手続きを進めてくれますのでおススメです。
各保険会社の公式ホームページから給付金請求用紙などがダウンロードできます。
最近では各社パソコンやスマホから手続きできるようになっています。
かんたん給付請求の条件に該当すれば、アプリ上で請求が完了する保険会社もあります。
また、LINEでお友達登録をしてチャットで聞きながら請求手続きができたりも。
(あらかじめ保険会社のアプリをスマートフォンにインストールしておくことや、保険会社をLINEのお友達登録しておく必要があります)
保険契約者が急に入院して、契約内容がわからない時などに
「本人様でなければお答えできません」と
教えてもらえないなんてことを避けられる制度がある保険会社もあります。
災害が発生し、保険契約者さまと連絡が取れない時なども
ご家族を登録しておけば、ご家族を通し、連絡経路を確保できる制度です。
「家族登録」制度おススメです。
詳しくはお問い合わせください。
給付金を請求するって、どんなものが必要になってくるのでしょうか。
そう、年金と同じで請求しないと給付金は貰えません!
手書きの場合はこんな感じですね。
ご担当者様に用意して頂く、もしくは
自身で該当保険会社の公式ホームページからダウンロードして印刷するなど。
保険会社ごとに違いますので請求もれが無いように注意してください。
病院に入院であれば「退院証明書」や「入院費の領収書の写し」、「診療報酬明細書」などがありますが、ホテル療養や自宅療養の場合はありません。
医療従事者や保健所などの方々の事務負担を軽減するために、給付金等支払手続きを簡略化する標記対応を実施されています。
業界統一の簡易な「新型コロナウイルス感染症専用証明書」が作成されていますので、ダウンロードして使用が可能です。
一般的なものでは、医療機関や保健所が発行する
・宿泊・自宅療養証明書(新型コロナウイルス感染症専用)
・就業制限通知書・就業制限解除通知書 などです。
岡山市保健所から取得書類の例としては
・就業制限通知書
・入院に関する勧告書 など。
入院勧告書は入院前に発行された、入院を勧める書面となりますので、本来入院が必要であった期間の終了日の証明にはなりません。
ですので、本来必要ないつからいつまでの入院期間の判断がつかない場合は追加で書類の提出が必要になってきますので注意が必要です。
過去のケースでは、「就業制限解除通知書」などの写しの提出を求められています。
あくまでも請求時に提出の書類、内容の個別判断となりますので、その都度保険会社へ確認してください。
よく給付金の請求を忘れていた。後から見たら支払い対象になる保険だったのにという場合があります。期限はあるものの、請求できる場合がありますので、お持ちの保険会社へ問い合わせてみましょう。
これだけ蔓延していたら罹患するもしないも運かもしれませんが、投資と同じく、マイナスのリスクはなるべく回避を心がけたいですね。
弊社以外でご加入の保険でも、「これだけの保険証券がある。どれがどんな時に給付金がもらえるのか?」、「家族登録の手順」や「保険会社のアプリのインストール方法」など、お気軽にご相談ください。一日でも早いコロナ感染症の終息を祈っております。
by yamada