「積立投資のすすめ その42」 マーケット雑感(節分天井彼岸底?)

濱尾です。節分ですね!

豆まきしてコロナに退散してもらいたいものです。

 

年初から株式のマーケット状況が良くないですね。

 

少し個人的なマーケットの雑感を書いてみたいと思います。

 

日経平均で昨年末から先週の安値で約10%の下落

NYダウは同じく先週の安値で年末から約7%の下落となっています。

 

下げの要因としてはいくつかあるようですが

1番は米国の利上げが予想よりも早く開始されることによる影響でしょう。

金利上昇により経済が予想以上に急速に萎み、企業業績が悪化することへの懸念でしょう。

 

金利を上げる背景には当然、インフレ率の上昇があるわけですが

利上げによりどれくらいインフレ率が抑制されるかが不安材料となっています。

 

さらにその要因としてイラクの油田施設爆破による、原油価格の高騰から物価上昇

インフレ懸念の増大。

 

また、ロシアのウクライナ進行によるいわゆる地政学的なリスクによる

米ロ、さらには中国も交えての外交上のリスクが再度浮上してきている点。

 

一方、為替は対米ドルは年初から円安となっています、米国金利上昇で金利差拡大が要因と

思います。日本は輸入大国ですから、物の値段が上がってインフレ要因となっていますね。

 

また、債券価格も金利上昇により、価格は下落しています。

 

マーケットは株安、円安、債券安のトリプル安の状態になっています。

 

こういったいくつもの要因がマーケット下落の原因と思われます。

 

ただ、ボラティリティーなど各種指標はそろそろ陰の局に近い数値となっています。

 

コロナ禍後のマーケットの下落のが何度かあった一つとしては

そろそろ反転の兆しとなってもいいのではないかと個人的には思います。

 

お客様から問い合わせがあり、先週は結構な方が投信の買いを入れる方が増えてきています。

 

「節分天井彼岸底」という言葉がありますが

今年はその逆?になるのでしょうか?

注目してみたいと思います。

 

ただ、いつも言いますがマーケットに一喜一憂するのではなく

毎月の積立投資をベースに考えていればマーケットの動向に左右されないですみますね。

 

基本をしっかり守って、下げの時にはスポットで少しは買い付ける

その投資スタンスでいけばマーケットに冷や冷やしなくて済むと思います。

 

投資についての基本を勉強してみたい方は

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また、NISAなど基本的な投資について相談したい方はお気軽にご相談してください!

 

By:濱尾

2022-01-31