「積立投資のすすめ その45」 認知症・銀行口座凍結

こんにちは濱尾です。

まもなくGWですね、皆さんはいかがお過ごしの予定でしょうか?

 

さて最近、年齢の高い方々に、相続対策の話をする機会が多くなってきています。

その際、私は認知症になった時のリスクを考えて対策をして貰うように必ずお話ししています。

自分はそうならないと思っている方が多いです。

 

何故そう言った話をするかは、実は私の父が認知症となり、5年の介護を経て亡くなり

銀行口座が凍結されるという苦い思いがあるからです。

 

認知症になった父の後見人に私がなれば父の財産を私が管理出来るし

その申請をすればよいと思い、家庭裁判所に申請をしましたが

それが認められませんでした!

見ず知らない弁護士が後見人に指定されてしまったのです。

 

当然タダではありません、月に5万円、年間60万円

5年間で約300万円のお金が消えてしまったっということです!

 

何故か?

 

それは資産が1,000万円あると身内が後見人にはなれないようです。

 

知らなかった!地域によってこの資産額は違いがあるようですが

かなりのケースで身内が後見人になることが認められないように思います。

皆さんはこれを聞いてどう思いますか?

 

もったいない!私はそう思いますが、

銀行のお金を使えるようにしないと、介護施設費や医療費を

私が自腹で支払わなければならなかったからです。

 

第一生命経済研究所の推計によると、

2020年度時点で認知症患者が抱える金融資産は156兆円だそうです。

 

さらに、2030年度に230兆円にのぼることが予想されているそうです。

 

この数字を皆さんどう思われますか?

 

これでも他人事で良いのでしょうか?

 

 

銀行が凍結されることを考えると対策は4つあるかと思います。

 

1つ目、私が申請して仕方なく受け入れるしかなかった成年後見人制度の

導入ですが、毎月毎月コストが掛かります。

 

2つ目は、親が認知症になる前に申請をしておく

任意後見人という制度があります。

 

しかし、これもいざ後見人制度を開始するとなると、

監督人を選定しないといけません、

大半が弁護士など、士業の方が多いですので

これも結果、コストが掛かります。

 

3つ目は家族信託を使うという方法ですが

これも、信託作成費用、登記費用などコストが掛かります。

 

いよいよ4つ目は生命保険を活用するという方法です。

契約形態、契約後にひと手間掛けることがポイントとなってきます!

 

個人的には生命保険を活用すれば保険料以外コストは掛からないのですし

一番簡単に手続きが出来ますし、

早急に対策が出来ますので多くの方に提案をさせていただき

実行していただいている手法です。

 

是非、認知症という心配がほとんどの方にあると思いますので

生命保険の活用を一度検討していただきたいと思います。

 

詳細を知りたい方は濱尾まで気軽に問い合わせしてください!

 

それではまた!

 

by;濱尾

 

 

 

2022-04-25