「積立投資のすすめ その32」 日経平均30年ぶり高値更新!分散投資

バレンタインデーでチョコを貰えて

チョコっと(汗)喜んでいる濱尾です!

 

日経平均が30年ぶりの高値更新!とニュースになっていますね。

日経平均の史上最高値は1989年12月29日の38,915円87銭です。

(下図参照)

 

因みに私はこの当時、証券会社に入社して3年目

年末の大納会での値段ですので、

今でも良く覚えています。

 

来年は40,000円の突破は確実と思って年を越したものです。

 

この当時に投資をしていた方なら皆さん、ほぼそう思った事でしょう。

 

 

それが年明けから結局何を買ってもなかなか儲からない

目先的には良い時があっても、少し長く持つと

買っても買ってもなかなか儲からない相場のスタートとなるとは

誰もが予想しない地獄の相場環境に突入していったわけです。

(どれだけ多くの方が損をしたか、損させてことでしょうか)

 

それが今、30年の歳月は経てようやく回復してきたということで

一種感慨深いものがあります。

 

ここから得た教訓は

〇ひとつの物だけ(例)日経平均だけ)に投資しない

〇分散投資を心がける

〇出来れば一度に纏めて投資しない

〇積立を使った運用もおこなう

といった事でしょうか。

 

投資の基本と言えばその通りですが

なかなか実行出来ないこともあります。

 

しかし30年ぶりの高値更新の今だからこそ

今から投資を始めるのであれば、

今投資するべきか悩んでいる人にアドバイスするとすれば

このことを実行することをお伝えしたいと思います。

私は今、日々このことを今伝えていっています。

 

先日の新聞に分散投資でリスクを抑えると書かれていました。

 

この記事の中に

1979年12月に国内外の株式のみに50%ずつ投資していた場合

2007年のリーマンショックの時に相場の下落により

最大59%の下落になりそれを取り戻すのに7年5ヵ月かかった。

 

一方、日本株・外国株・日本債券・外国債券の4資産に

25%ずつ分散投資していた場合(毎月リバランス)

最大の下落率は38%にとどまり

この下落を取り戻すのに6年5ヵ月かかったようです。

 

やはり分散投資をすることにより

下落率を抑制出来ることになります。

 

ほかの大きく下落した相場の、ブラックマンデー

ITバブル崩壊、米国発世界金融危機、チャイナショック

と言った時にも

分散投資をしていた方が下落率の抑制

戻りも早いといったことが言えると掲載されていました。

 

株式だけに集中投資をしているとリターンは多いかもしれませんが

逆に下落率が大きい、下落すると戻りが鈍いケースもある

かもしれません。

 

やはり、「長期・積立・分散投資」

を心がけていきたいと思います。

 

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By:濱尾

2021-02-15