あなたは購入派?賃貸派?令和のお家事情はどう変わる?

どんどん深刻になっていく空き家の問題・・・

少子高齢化で人口は2004年をピークにどんどん減少していっている。

高齢の単身世帯の増加、その後にその高齢単身世帯住宅に住む人はどのくらいいるのか?

自身も子育てをして歳を重ねる中、老後の住まいは「利便性がよく治安がよい住みやすい環境」がよい。同じように思われている方は多いと思う。

みなさんの周りでも聞かないでしょうか?

ご両親の住んでいた住宅を相続で所有するのことで困ることもある。住まない。売れない。活用方法もない?等の実家の余り事情。以前のブログで空き家事情をご紹介しましたが、実家を相続して所有者になり、そちらに住まないとなると管理がとても大変だ。

定期的な管理(換気に行く、雑草や庭木の手入れ、火災にならないように気を付ける、犯罪や不審侵入者等のリスク管理、固定資産税等の支払い)

特に、遠方から田舎の実家を所有する方は、時間と実家までの交通費もかかり大変だ。

 

そして、結婚・出産を希望しない若年層も増えてきた

変わりゆく出生人口、婚姻数の推移は総務省統計局のデータでも確認できる。

出生人口は昭和より増えてきたが現在ではどんどん減少しており、

ここ数年では、死亡者数が出生人口数をついに逆転した。

婚姻を希望する人も減り、「世帯を持って子どもを育て安定した家庭を持つ!」という考えは薄れてきたように思う。私のまわりの若年層~30代でもよくそんな声を耳にする。

そういった気持ちの変化から、住宅に関しても考え方が変わっていくのは当然なのかもしれない。

 

住まいを購入する(持家)か?賃貸(借家)か?

今までは、持家の方が1970年代後半から2018年頃まで約6割とあまり変わらず、借家の方が1970年代後半40%弱~2018年頃35%ほどとこちらも大した変わりがないといった結果もある。

年代別では、30代から購入の意識が高まり年代が上がるほど持家率が高くなる(2018年)

24歳以下 3.1%

20代後半 9.1%

30代前半 26.2%

30代後半 43.8%

40代前半 54.7%

40代後半 60.1%

50代前半 64.5%

50代後半 70.8%

60代前半 76.2%

60代後半 78.8%

70代前半 80.4%

75歳以降 81.8%

 

今後は、今までの推移のようになるだろうか?

自由に生活スタイルを選択できる時代。それにともなって暮らし方も変わる住まいも変わる。

今回のコロナで、住まいに対する考え方が変わったという方もいるだろう。

本当に住みたい場所に暮らす。

生活スタイルによって変わりますよね。

 

住まいに関しては、

いつ建てようか?どこの土地に建てようか?どのくらいの住宅なら無理なく支払っていけるのか?

というご相談をよくいただきます。

 

そういった方は、ライフプランを作成してみて、自身やご夫婦での今後の働き方での収入や、将来の年金等収入の見込み額、自身の生活スタイルでの様々な出費を考慮したすべてを一枚シートにできる「キャッシュフロー表」に数字を落とし込んでチェックしてみるといいですよ!

 

頭の中では解決できないことでも、作ることである程度の計画は立ちます。

ご興味のある方は、早めにご相談くださいね。

 

杉本でした(^^)/

 

 

 

2021-01-27