ひとり親世帯の手当やっと拡充

ひとり親家庭が増えてきています。一般的に収入が低くなりやすく生活に困るひとり親家庭。本来であれば、夫婦二人で生活をしていくところを母子家庭、父子家庭ともに一人で仕事も家事も育児もしていかなければならないわけなので、金銭的なことだけではなく大変なことは言うまでもありません。

 

出典:厚生労働省 令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果の概要

 

児童扶養手当の主な内容

【手当月額】

対象の子 全額支給 一部支給
第1子 45,500円 10,740円~45,490円
第2子 10,750円  5,380円~10,740円

【収入(所得)上限】

全額支給 一部支給
子の人数 現在 11月分以降 現在 11月分以降
1人 160万円

(87万円)

190万円

(107万円)

365万円

(230万円)

385万円

(246万円)

2人 215.7万円

(125万円)

244.3万円

(145万円)

412.5万円

(268万円)

432.5万円

(284万円)

(注)手当月額、収入(所得)上限とも3人以降は略とする

 

上記のように、収入(所得)上限が低すぎて、多くの方が全額支給を受けていません。年収が少ない中の厳しい所得上限額になっており、月々の数万円も本当に子どものみのお金に消えていってしまうのが現状です。

そこで、気になるのが、例えば離婚が理由の場合、もうひとりの親御さんからの「養育費」はどうなっているの?というところです。

実際、養育費の取り決めをしているひとり親はは少なく、取り決めをしていても途中から養育費が滞るなどと言った話をよく聞きます。「この人と家庭を維持していくのが難しいから離婚する」といった理由は大きいと思います。だから離婚しようとまでなってしまった相手から養育費を最後まで受け取るのは難しいのです。

そうならないように結婚相手は慎重に選びたいところですが、離婚原因は、残念ながら当人達が発端ではないケースもありますし、生きていくうちに人は変わってしまうこともあるので難しいですね。

 

周りの人にいつも優しく感謝の気持ちを持って日々過ごしませんか?

ひとり親の方もご相談に来られています。そして、私自身もひとり親としてがんばっております。よろしければご相談にお越しくださいね。

杉本でした(^^)/

2024-07-01