高齢者ひとり対策

高齢化社会がますます深刻になりますね。

「2022年版 高齢社会白書」によりますと、一人暮らしの高齢者は2020年時点で約672万人と2000年の約303万人から2倍強にも増加しているのです。さらに、2040年には高齢者の人口が約896万人に増える見込みとされているそうです。

一人暮らしでも子どもなど家族がいる家庭はまだ安心かもしれませんが、現在は、結婚をしない選択肢を選ぶ人も多いですし、子どもを作らないまたは子どもが出来ない家庭もあると思います。離婚して子どもと疎遠になる方も多いですね。

そしてそういった方は増えてきているように思うのです。

そういった様々な生き方の中でさらにお一人の高齢者の数は凄まじい勢いで増加するのかと予想します。私も2040年には高齢者の一人です。現役世代に迷惑にならないよう、今から運動不足にならいないよう歩くこと、食生活、姿勢管理が必要だと常々感じております。

 

さて、高年齢になるとどうしても健康でいることが出来ないことが出てまいります。突然の病気に皆さん困惑されることでしょう。そこで病院から呼び出されるのが「親族」になるわけです。一番近いのが、配偶者やお子さまでしょう。つい最近、私の父親も倒れ、病院から連絡がありました。「すぐに来てください」との知らせでした。

姉と二人駆けつけると病名は(脳梗塞)でしたが、ふさがった箇所が大きな障がいに至る影響のないところでしたので、まだよかったといったところです。

ただ、またいつ起こってもおかしくない身体の状況なのです。

次は、頭がしっかりしていても車いすになったり、ベッドで寝たきりになるかもしれません。そうなると、本当に困ります。今回の件で、「介護認定を受けておいて介護サービスを受けれるようにしといたほうがいいのでは?」とアドバイスをいただき、私たちも初めて介護認定等や介護サービスについて話を聞いてみることにしました。

私は現在48歳です。まだ子どもは高校3年生でまだ身の回りの世話やお金も必要です。皆さんのご家族に置き換えるといかがでしょうか?こんなことを考えるのは少し早いなと思ったのが私の正直な気持ちです。もう少し遅くであってほしいものですが、仕方ないですね。私の時は、いつまでも自分の足で歩き、自身で生活したいと願いがんばりたいですが難しいことなのでしょうか?

 

新聞に、「高齢者、身元保証に困ったら」という記事がありました。病院に入院するときや介護施設に入るとき身元保証を引き受けてほしいというご要望が増えてきているとあります。上記の生き方の多様性や子どもがいても海外在住など簡単には子どもに頼れないケースもあるとのことで、身元保証をだれにも頼めない高齢者が増えてきているのです。

というのも高齢者の場合は、入院のほかに老人ホームなどの介護・福祉施設への入居の際に「身元保証人」等といった欄に署名を求められることが多いとのこと。私もそういえば実際に署名しましたかね。

 

総務省関東管区行政評価局が2022年に公表した調査では、回答した1200か所の病院と介護施設のうち9割以上が「入院、入所希望者に身元保証人等を求めている」としているそうです。

病院や施設側には本人の支払い能力のリスクや、入院・入所中に判断能力が衰えたりするリスク、退院・退所の際の対応などに備えたいとの事情があるからだそうです。身元保証人が見つからない場合、病院の6%、介護施設の21%が「入院・入所を断る」と回答しているようで、厚生労働省は2018年度に、身元保証人がいないことだけを理由に病院や介護施設が入院・入所を拒むことがないよう指導を依頼する通知を都道府県に出しています。

 

身元保証人は具体的にはどんな役割を担うのか

入院・入所の際は緊急時の連絡先となり、治療方針や介護のケアプランの確認、必要な物品の準備、入院・入所の支払い

亡くなった際の遺体・遺品引き取りや葬儀の手配

などです。

当然必要なことです。では、現在のような色々な生き方がある中で、将来ご自身の身元保証人になる方はどなたになりますか?

長く生きてしまったとき、私自身もそのようになってしまったとき…こわいですね。

最近では、選択肢の一つとして民間や地域によっては社会福祉協議会などの自治体が入院や福祉サービス利用時の身元保証サービス等の提供を行っているところもあるようです。有料ですし、数が少ないですが、早いうちに知っておくことや調べておくことが大切だと思います。ただ、高齢者が増える一方で若者は減っています。そんな中、このサービスはずっと続くものなのか…

 

それよりも大事なことは、いつまでも健康でいられるよう、出来る時間があれば運動しましょう!特にお時間がある方は若い世代に迷惑にならないように運動してください。私は今はまだ難しいですが、病気や介護の予防に早いうちから取り組もうと思っております。

 

弊社にて、こういったことを踏まえて考えて貰いたい、おひとりさまに向けたセミナーも開催しております。

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ご参考にしてみてください!

 

杉本でした(^^)/

 

 

2022-07-19