学生のキャッシュレス化 高校生の〇人に1人は・・

お世話になります。

中西です。

新型コロナウィルスの影響もあってか、急速にデジタル化、特にキャッシュレス化してますよね。

 

キャッシュレス決済を使う機会が多くなりましたが、それは高校生や中学生においても同じのようです。

私の子どもはまだ小学生ですが、子どもにはキャッシュレス決済を使わせている親が増えています。

お金の支払いが現金から電子マネーに変わりつつある今、親として子どもにできることを考えていきたいと思います。

 

高校生の半数が「キャッシュレス決済」利用という事実

三井住友カード株式会社が運営する自社メディア「Have a good Cashless.いいキャッシュレスが、いい毎日を作る。」が、中高生の子どもを持つ親500名とその子どもたちにアンケート調査を行いました。

 

その結果、高校生のキャッシュレス決済利用者は2人に1人とわかりました。高校生になると電車通学をしたり、比較的自由度が上がります。それに中学生のときには通学途中での買い物が許可されていないこともありますが、高校生になると問題なく買い物ができます。

 

そういった高校生ならではの理由もあり、キャッシュレス決済の利用が約50%になっているのでしょう。

 

子どもが「キャッシュレス決済」を利用する4つのメリット

筆者にも高校生の子どもがいて、積極的にキャッスレス決済を利用しています。もちろん夫も子どもがキャッシュレス決済を使うことに反対していませんし、むしろ賛成派でしょう。その理由は4つあります。

 

お店での接触を避けられる(COVID-19感染予防)

現金で支払うことがないので、レジでの接触を避けることができます。現金の受け渡しはトレーの上で行うお店も多いのですが、なんとなく接触するのに抵抗があります。

 

逆にお店の人も、できれば人が触ったものには触りたくないと思うこともあるでしょう。この問題を解決するための方法として、キャッシュレス決済を使う高校生も増えているのではないでしょうか。

使った場所や金額がわかる

キャッシュレス決済の場合には履歴が残るので、それを見ればどこでいくら使ったのかがわかります。ただ子どもにもプライバシーというか、お小遣いを何に使ってもいいじゃない!という気持ちがありますから、どこまで親が管理をするのか(口を出すのか)は難しいところでしょう。

万が一お金がなくてもすぐに送金ができる

キャッシュレス決済に送金ができるサービスがあります。これを使うと、いざという時には子どもに送金ができるので、例えば友達と一緒に買い物に行った時などは親としても安心できますよね。

 

ただいつでも送金をしてあげられるわけではないことは、ちゃんと伝えておく必要がありますし、その送金が必要なのかどうかを親として見極める必要もあります。

フリマに関連したキャッシュレス決済は、不用品を売るモチベーションになる

筆者の子どもはフリマアプリを利用しているので、「メルペイ」を利用することも少なくありません。「メルカリ」で売れた時の売上金は、メルペイ残高にしてコンビニやネットショップでも使えます。

 

実は「他でも使える」ということが、不用品を売ることのモチベーションになることもあるのです。しかもメルペイを使って支払うとポイントが還元されるキャンペーンが行われることもあり、そうなると俄然やる気を出します。

 

例えば先日は「.st(ドットエスティ)」というネットショップで5,000円以上の買い物をしてメルペイで支払うと、1,000ポイント還元がありました。娘が好きなブランドがあるネットショップだったので、不用品を出品していましたね(現在キャンペーンは終了)。

 

子どもに「キャッシュレス決済」を使わせる時の注意点

高校生にキャッシュレス決済を使わせる場合、以下の点に気をつけましょう。

 

チャージは現金にする

残高が減ると銀行口座などから自動的にチャージをする仕組みもありますが、筆者の場合には「現金チャージ」にしています。銀行口座も登録していません。子どもを信用していないわけではないのですが、やはり「いつでもチャージできる」と思われてしまうと油断を生むと考えています。

 

定期的に残高を確認しておく

定期的に残高を確認するようにしていますが、かといってあまり細かいことは聞きません。先ほども書いたように、子どもにもプライバシーがあるので、聞かれると嫌なこともあると思うからです。

どこまで聞くのかは親子の関係性や子どもの性格によっても違ってくるでしょうから、キャッシュレス決済を利用する前に取り決めをしておいてもいいかもしれませんね。ちなみに筆者の娘の場合には、「今日、580円使ったよ」など自分から言うこともあります。

 

どこがお得なのか情報を共有する

キャッスレス決済では、ポイント還元やクーポンなどお得な情報もたくさん出てきますから、それを共有するようにしています。一方で子どもがお得だと思っていても、実はそうではないこともあります。

 

例えば特に欲しいとは思わないけれど、クーポンが出ているから買ってしまうのは、結果的にお得にはなりません。そういう場合にはお得情報を教えなかったり、もし子どもが先に情報を得ていたとしても「そもそも欲しいの?」と考えさせることもあります。

 

まとめ

キャッスレス決済が普及してきて、高校生でも抵抗なく使っています。マイナポイントもありますから、この先もこの流れは続くでしょう。

親としてはメリット・デメリットの両方を考えつつ、そして子どもとの取り決めをしながら使わせていくことが重要かもしれませんね。

 

参考

「令和の中高生のキャッシュレス事情についてのアンケート」三井住友カード株式会社
「.st(ドットエスティ)キャンペーンの概要」メルカリ

 

2020-11-16