子ども医療費助成制度を知ろう!

医療費助成制度の中で、お子様をお持ちのご家庭で一番身近にある医療費助成制度が、「子ども医療費助成制度」だと思います。乳幼児から幼少期はケガや病気になることが多く、少子高齢化で子どもがますます減少している中、子育て中の世代には欠かせない制度だと思います。

ただ、こちらの「子ども医療費助成制度」はお住まいになっている地域によって助成範囲が異なります

ご存じでしたか?

 

現在の「子ども医療費助成制度」に至るまで、どんどん制度の対象年齢を広げてきたり、自己負担金を軽減してきたのがわかります。ここで、厚生労働省の一番最新の「子ども医療費助成制度」の調査結果をご紹介しようと思います。

厚生労働省の「乳幼児等医療費に対する援助の実施状況調査」(市区町村用)(平成31年4月1日時点)

※出所:厚生労働省HPより

 

上記は、全国のが載っていますが岡山県内でも助成範囲が違うのがわかります

※平成31年4月1日時点の調査結果で少し前の状況になりますので、現在の子ども医療費助成制度につきましては、各市区町村のHPをご確認ください。

 

もし、今後お子様を育てる際に、職場に通いやすい地域で、住む地域を選べるなら、こういった医療費助成制度やその他の制度、保育園がどのくらいあるか?保育園の空き状況など、前もって調べて子育てのしやすい地域を選択することも大事ですね。

 

ちなみに、岡山市の現在の「子ども医療費助成制度」をご紹介しますと、

助成範囲について

助成範囲一覧(助成後の自己負担)
対象児童 外来 入院
小学校就学前 自己負担なし 自己負担なし
小学生 1割(自己負担上限額44,000円/月) 自己負担なし
中学生 3割(助成はありません) 自己負担なし

・小学校就学前 満6歳に達した日以降の最初の3月31日まで

・小学生   満12歳に達した日以降の最初の3月31日まで

・中学生   満15歳に達した日以降の最初の3月31日まで

岡山市に住所を有し、健康保険に加入する中学生までのお子様が医療機関(薬局・訪問看護ステーションを含む)で受信された場合、医療費(保険診療分)の自己負担額の一部または全部を助成します。

・所得制限はありません。

・生活保護受給中の方は対象となりません。

助成対象外の費用について

・差額ベット代、文書料、予防接種、健康診断、選定療養費など、保険診療外のもの及び食事代は助成対象外

・転入前、転出後、及び無保険の時期の受信分については助成できません。

出所:岡山市HPより

とあります。

 

お住まいの地域によって助成される範囲の違いがなるべく無くなればいいですね。

近年、コロナの影響により益々出生率が減ってきているという傾向があり、この先の人口減少が気になります。

こういったお子様に対する制度を益々充実し、安心して子育てができる日本になるよう願っております。

 

お金に関するご相談は、ぜひ杉本までお問い合わせください。

杉本でした(^^)/

2021-07-12