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もしコロナで自宅療養になった時、生命保険の手続きは?

2021-05-24

コロナ感染の症状がでて、救急車に来てもらっても入院先が決まらないというニュースをよく聞きます。新型コロナウイルス感染症の検査で陽性であった方のうち、無症状、または医学的に症状が軽い方については、自宅や、都道府県が用意する宿泊施設で安静・療養が行われています。

保険会社によって対応が違うのですが、「新型コロナウイルス感染症」と診断され、自宅や臨時施設等で医師の管理下による療養を受けた場合、医師等が証明した期間について「入院」扱いになる保険会社が多いです。
また、医療機関の通院に代えて自宅などで医師による電話診療またはオンライン診療を受けた場合、通院扱いになり、通院特約などを付加されておられる契約では通院給付金の支払対象となることもあります。

コロナ感染症で自宅療養となった場合に入院の給付金を請求するにあたり、手順やどんなものが必要なのでしょう。

 

 

~まずは加入中の保険の確認を~

複数の保険会社にご加入の方もいらっしゃると思います。それら全部が給付してもらえるとは限りません。

なので、全部の保険証券をまとめ、保障内容を確認しておきましょう。そして、万一の時にはどこに連絡すべきなのかすぐわかるようにしておきたいですね。

 

~請求できる保険があったらどこに連絡すればいいの?~

1)ご自身の保険の担当者に連絡

岡山ファイナンシャルプランナーズホールディングスも取り扱っています。
ご自身の保険をまとめて面倒を見てくれている代理店があれば請求漏れのないように手続きを進めてくれますのでおススメです。

 

2)インターネットでご自身の保険会社のホームページから請求手続き

各保険会社の公式ホームページから給付金請求用紙などがダウンロードできます。
給付金請求見本

3)保険会社のスマホアプリから請求手続き

最近では各社パソコンやスマホから手続きできるようになっています。
かんたん給付請求の条件に該当すれば、アプリ上で請求が完了する保険会社もあります。
また、LINEでお友達登録をしてチャットで聞きながら請求手続きができたりも。
給付金請求アプリ
(あらかじめ保険会社のアプリをスマートフォンにインストールしておくことや、保険会社をLINEのお友達登録しておく必要があります)


保険契約者が急に入院して、契約内容がわからない時などに
本人様でなければお答えできません」と
教えてもらえないなんてことを避けられる制度がある保険会社もあります。

災害が発生し、保険契約者さまと連絡が取れない時なども
ご家族を登録しておけば、ご家族を通し、連絡経路を確保できる制度です。

「家族登録」制度おススメです


詳しくはお問い合わせください。

 

~必要書類~

給付金を請求するって、どんなものが必要になってくるのでしょうか。

1)給付金等請求書

そう、年金と同じで請求しないと給付金は貰えません!
手書きの場合はこんな感じですね。

ご担当者様に用意して頂く、もしくは
自身で該当保険会社の公式ホームページからダウンロードして印刷するなど。
保険会社ごとに違いますので請求もれが無いように注意してください。

2)本来必要な入院期間が確認できる書類
(自宅・ホテル療養がある場合)

病院に入院であれば「退院証明書」や「入院費の領収書の写し」、「診療報酬明細書」などがありますが、ホテル療養や自宅療養の場合はありません。

医療従事者や保健所などの方々の事務負担を軽減するために、給付金等支払手続きを簡略化する標記対応を実施されています。
業界統一の簡易な「新型コロナウイルス感染症専用証明書」が作成されていますので、ダウンロードして使用が可能です。

厚生労働省(別添様式)宿泊・自宅療養証明書様式

一般的なものでは、医療機関や保健所が発行する
・宿泊・自宅療養証明書(新型コロナウイルス感染症専用)
・就業制限通知書・就業制限解除通知書 などです。

岡山市保健所から取得書類の例としては
・就業制限通知書
・入院に関する勧告書 など。

入院勧告書は入院前に発行された、入院を勧める書面となりますので、本来入院が必要であった期間の終了日の証明にはなりません。
ですので、本来必要ないつからいつまでの入院期間の判断がつかない場合は追加で書類の提出が必要になってきますので注意が必要です。
過去のケースでは、「就業制限解除通知書」などの写しの提出を求められています。

 

あくまでも請求時に提出の書類、内容の個別判断となりますので、その都度保険会社へ確認してください。

 

~給付金の請求を忘れていた!~

よく給付金の請求を忘れていた。後から見たら支払い対象になる保険だったのにという場合があります。期限はあるものの、請求できる場合がありますので、お持ちの保険会社へ問い合わせてみましょう。

これだけ蔓延していたら罹患するもしないも運かもしれませんが、投資と同じく、マイナスのリスクはなるべく回避を心がけたいですね。

 

 

弊社以外でご加入の保険でも、「これだけの保険証券がある。どれがどんな時に給付金がもらえるのか?」、「家族登録の手順」や「保険会社のアプリのインストール方法」など、お気軽にご相談ください。一日でも早いコロナ感染症の終息を祈っております。

 

by yamada

 

 

 

 

 

 

申請したらお金がもらえるかも?!

2020-06-04

新型コロナウイルス感染症の影響で生活に不安が生じてきています。

そんな時に知っておいて頂きたいのが、
国や自治体に申請すれば、お金をもらえたり、貸付してもらえたり、生活上必要な支払を待って貰える制度があるという事です。

例えば、新型コロナの影響で収入が減って当面の生活費が必要な時、社会福祉協議会に申請すると「緊急小口資金」最大20万円の貸付や「総合支援資金」なら最大60万円の貸付という制度もあります。

岡山市では令和2年4月20日より「住居確保給付金」の支給の対象者が拡がりました。
休業等に伴う収入減少により住居を失うおそれのある方等も対象となります。

「新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金(1人10万円給付)」は申請されましたか?

 

コロナの影響だけではなく、
生活していくために使える公的制度。
少しの間、水道光熱費が払えそうにない時など色々あります。

・仕事を休んだ時に使える制度
・働かなくてはならない時に助けてくれる制度
・病院に通院している人が助かる制度
・介護している、されている人のためにある制度
・ひとり親のご家庭のための制度
・住宅や税金、国民健康保険料、携帯・ネット代等支払猶予ができる制度 など。

申請するだけであなたが助かる制度があるかもしれません。
今はインターネットで検索ができる時代です。
こんな時だからこそ、少し時間をとって確認しておきたいですね。

参考:日本FP協会↓↓↓
新型コロナウイルス感染症 支援制度まとめ

 

何か助かる制度がないかなと思われた方は
ご相談も受け付けています。

 

お問合せはこちらから。

 

オンラインで相談も受付しております。

OFP社労士事務所はこちら

お気軽にご相談ください。

お金は天から降ってきません。お金Get子供と楽しもう!

2020-05-19

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い終息を心よりお祈り申し上げます。
一生懸命助力下さっている、医療従事者の方々、清掃業の方々、運送業の方々他、生活を支えて下さっている方々に感謝しています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、遊びざかりの園児もピカピカの一年生も受験生も在宅ワークになった社会人も、みんなみんな、家で過ごすことで協力し合う2020年の春。
小さなお子様と、いかに楽しくステイホームを過ごすか、いろんな案、実践報告がSNSに上がっています。
その中でFPとして嬉しく思ったことがありました。

お子様の金銭教育を楽しく実践されておられるママさん達の投稿でした。

あるご家庭では、お子さんとおやつを一緒に作って、それを段ボールで作った屋台で売ったり、また他のご家庭では、お兄ちゃんが駄菓子屋さん役、妹さんがお客さん役で、お家でお買い物の体験をされておられました。

お手伝いをして貰えるお金でお買い物体験。

お風呂掃除をしたらお兄ちゃんが経営するお店でおやつが買える「お金」が貰え、お手伝いをすることで「お金」が手に入ることが分かったお子さんは、もっとおやつと交換できる「お金」が欲しいから、もっとお手伝いしよう!と頑張ったそうです。そして、いつもママがしてくれている家事を助けてくれるようになったそうです。
こんな素敵なご家族がいらっしゃいました。

この体験を通じてお子様は

欲しいものを手に入れるにはお金が必要なこと。
が、学べたのではないかと思います。

先ほどのお子さん、欲しいおやつにトッピングしたいと思ったら、今持っているお金では買えないかもしれません。

さぁて、そのお金はどうやって手に入れましょう?

 

子供は無限大の発想力を持っています。

他のお手伝いをしてさらに「お金」を貰おうと考える子供もいれば、お風呂掃除に合わせて、「鏡をピカピカにしたらその分を頂戴」と、交渉を考え付くかもしれません。

売るためのおやつ、「商品」を作るために材料を買うお金が必要です。自分の屋台で手伝ってくれる人にあげる「賃金」も必要です。お店にたくさんのお客さんが来てくれるように提灯を付けたい。自分も他のお店でおやつが買いたい。

ちょっとヒントを与えると、子供たちはどんどんその世界を広げていくでしょう。

自分の「使えるお金を増やす力」を知らず知らずに養っていってくれるでしょう。

 

そこでお金について問題です。

労働(お手伝い)をしてパパやママからもらえる「お金」。

パパやママはどうやってお金を手に入れているのでしょう?

お子さんはご存知ですか?

パパもママも働いたからお金が入ってきたのですよね。
もしくは、働かなくてもお金が入ってくる「仕組み」をきちんと作ったから、お金が入ってきます。

大人の世界では何もしないのに、お金は入ってきません。

 

残念ながら日本はまだまだ子供の金銭教育が進んでいません。
現代の子供たちは生きていくためにはお金の知識も大事です。

昔なら、田んぼや畑で作物を作り、山菜を採り、川や海で魚などを捕り、山で狩りをして、自給自足で生きていくにも、作物の育て方、山菜の見分け方、魚や獲物の捕り方、さばき方、毒の処理の仕方など、親から、周りの大人たちと生活しながら教わったことでしょう。

お子さんに、ただ「はい、今月のお小遣い」と渡すのではなく、何かしらお小遣いをもらうためにできることや、使い方を考えるきっかけをつくってあげて欲しいなぁと思います。

 

小学生くらいになると「貯蓄」の習慣をつけるのもいいですね。

パパやママの天引き貯蓄と同じく、お子様のお小遣いの何%かは「天引き貯蓄」等も良い案です。
自分の通帳を持たせ、一緒に入金に行くのも楽しそうですね。

大人になってからお金のことで困らないように、社会に出るまでに、小さな社会「ホーム」で子供を「信用」して、「責任」を持たせて、少しずつ「練習」していくのもいいのではないでしょうか。

通帳アプリを使うのも今時ですね。
キャッシュレスにも慣れていく必要性もでてくるかと思います。

子供たちと一緒にお金について考えてみるいい機会なのではと思います。

 

この機会にお子さんの金銭教育、楽しんでくださるパパやママが増えてくれたら嬉しいです。

金融庁 小学生のみなさんへ

 

by yamada