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どこまで上がる!?介護保険料!

2021-07-26

いつもありがとうございます。

今回は介護保険についてお話していこうと思います。

厚生労働省は2021年5月14日、2021~23年度の65歳以上の介護保険料が月6014円(全国平均)になると発表しました。

厚生労働省 第8期介護保険事業計画等の全国集計(概要)

2018~2020年度の5869円から2.5%上昇し、制度創設以来はじめて6000円を超えたことになります。

急速に進む高齢化のために介護保険料は年々上昇し、制度が始まったときの2911円から実に2倍以上となりました。
高齢化が進み介護サービスの利用者が増えたことなどが要因となっています。

そこで今回は、介護費用の伸びの要因や地域差などをチェックしながら介護保険制度の仕組みも見ていきましょう。

介護保険とは

介護保険料は2025年約7000円弱に

介護保険費用は自治体ごとで決まるため、地域によって差が生まれます。高かったところは下記の通りです。

  • 東京都青ヶ島村…9800円
  • 秋田県五城目町…8300円
  • 福島県葛尾村…8200円

一方、低かったのは以下の市町村となっています。

・北海道音威子府村・群馬県草津町…3300円
・東京都小笠原村…3374円

なお、団塊の世代が全員75歳以上(後期高齢者)となる2025年度の保険料額は6856円になると推定されています。介護保険制度は開設以来、一度も保険料が下がったことはありません。
なぜ伸び続けるのか、制度の仕組みとともにチェックしていきます。

介護保険料の仕組み

ここからは、介護保険料の仕組みを見てきます。

介護サービスにかかる費用は利用者が原則としては1割負担し、残り9割は介護保険料と税金から半分ずつ捻出します。
保険料を支払うのは40歳以上。65歳以上が支払う保険料は3年に1度見直すのですが、ちょうど今年度が見直しのタイミングとなりました。

今後は急速に高齢化が進むとされており、介護サービスを使う人は増えます。それにあわせて、保険料は上がっていくのです。

それでは、介護保険の利用者数と費用はこれまでどれぐらい伸びてきたのでしょうか。

介護保険の利用者数は約745万人、費用は15兆円の見込み

厚生労働省によると、団塊の世代が全員75歳以上になる2025年度に介護保険を必要とする人は約745万人。2040年度には約872万人で、さらなる介護費用の増加も見込まれます。

また、財務省の資料によると、介護費用の負担も大きくなっており、制度創設時2000年度は3.6兆円でしたが、21年度は12.8兆円と見込まれています。

先述した通り、介護保険は40代以上の現役世代の保険料で賄われている制度です。このまま負担増が続けば、制度の維持は困難になるとさえ言われているのです。その理由は日本の急速な少子高齢化にあります。

それでは、少子高齢化について詳しく見ていきましょう。

高齢者が増え、現役世代は減る

日本の少子高齢化は、世界の中でも飛びぬけて急速に進んでいます。

財務省によると、2014年において、日本の総人口は1億2708万人。そのうち65歳以上の方は3300万人です。

65歳以上の方ひとりを20~64歳の方2.2人が支えていることになります。

2012年以降は団塊の世代が65歳となり、基礎年金の受給が開始することなどから、社会保障の給付金は増加すると予測されています。

さらに2025年には、65歳以上の方の人口は推定で3657万人。65歳以上の方ひとりを20~64歳の方1.8人が支えることになりそうです。

そのうえ、2040年には、第2次ベビーブーム世代(1971年~74年生まれ)が全員65歳以上となります。

その間、20~64歳人口は急速に減少し、2040年以降も減少が続くことが見込まれています。
つまり、支えなければいけない高齢者が増え続けるのに対し、それを支える現役世代は減り続けるのです。

こうした状況を踏まえ、介護保険制度をどう見直していくかが重要な課題なのです。

介護保険は国民の支え合いでできている

介護保険の仕組みや費用が増えていく理由について、ここまで解説してきました。

こうした状況を踏まえ、介護保険の自己負担は今後増加することが見込まれています。実際、財務省の諮問機関が5月21日に提出した建議書(意見書)でも、介護サービスの利用者負担を現行の1割から2割負担に増やすことを注文しています。

とはいえ、負担増の結果、介護サービスの利用を控える人が増える可能性もあります。制度の存続も重要ですが、それによって利用者の生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。

介護保険、ひいては社会保障制度は全員で支え合って作っていくもの。私たちが安心して暮らせるのは、こうした制度の恩恵であることを忘れないようにしたいですね。

家族でできる介護・専門家ができる介護

YouTubeに知っ得動画アップしました☆

2021-02-16

今回は中西が
令和時代の社会保障と働き方を
令和2年版厚生労働白書概要版から
抜粋して解説します。

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https://youtu.be/L4uQjNiXW0M

 

「積立投資のすすめ その25」 世界の株式時価総額

2020-07-13

こんにちは濱尾です。

また大きな災害が発生してしまいましたね。

報道を見ていると胸が痛くなります。

水害に会われた方々にお見舞い申し上げます。

 

さて、一方でコロナの影響で企業価値が一変してきているようです。

 

新聞に「企業価値コロナで一変!」という記事が載っていました。

 

株価が大きく上下したことにより、

世界の株式の時価総額が大きく変化。

 

各業種で世界的に時価総額のランキングが大きく様変わりしています。

 

例えば自動車業界では電気自動車の「テスラ」が

トップクラス入り。

娯楽業界ではネット配信の「ネットフリックス」

金融・決済では「ペイパル」

が大きく順位を上げています。

 

こういった現象はリーマンショックにもありましたが。

今回の変動はそれ以来の大きさになっています。

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)に関連する

企業・業界を中心にやはりコロナの影響で世の中の動向が

大きく変わって来ていることが分かります。

 

コロナの影響がまだ収まらない中

更なる経済状況の影響により

企業価値もさらに大きく変わっていくのでしょうか。

 

変わらないと生き残れない時代に

なってくるのかもしれませんね。

 

国別で見ると時価総額上位1000社のうち

米国が350社でトップ

中国が165社

日本は84社と過去20年で半分になっています。

日本企業の今後の変革に期待したいところです。

 

By:濱尾

 

弊社では資産形成のことを学ぶ講座を開催しています!

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新着動画「働き方を考えよう」UPしました♪

2020-07-02

正社員とパートアルバイトでは社会保障はどれくらい違う?!
定年退職後や結婚・育休後、安易にパートやアルバイト勤務を選んでしまっていませんか?

今回は社会保険労務士の安原がお話します。

ご視聴・チャンネル登録よろしくお願い致します↓↓↓

 

 

資産形成基礎編始まりました♪

2020-06-26

資産形成基礎編もおかげ様で
沢山の方々にご要望頂き、継続開催となり
今期で第8弾となりました!
ありがとうございます。

第1講の様子をYouTubeにアップしましたので
ご視聴・チャンネル登録よろしくお願いいたします♪

オンライン受講も可能となりました。
PayPay送金も可能となりました。

第2講からの参加も可能です!

ご参加お待ちしております♪

詳しくはこちら↓

又、現在投資中の方や、
始めたものの不安なことがある方等はこちらもおススメです↓

 

 

駐車場が少し変わりました。

2020-06-18

この度、弊社駐車場が少し変わりましたのでお知らせ致します。

今まで「弊社玄関前~10・11・12・13番」を使用しておりましたが
2020年6月17日より
「8番・玄関前・11・12・13番」へ変更になりました。

8番が増えて10番がなくなったという事です。

お手数お掛け致しますが
駐車の際は今一度ご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

申請したらお金がもらえるかも?!

2020-06-04

新型コロナウイルス感染症の影響で生活に不安が生じてきています。

そんな時に知っておいて頂きたいのが、
国や自治体に申請すれば、お金をもらえたり、貸付してもらえたり、生活上必要な支払を待って貰える制度があるという事です。

例えば、新型コロナの影響で収入が減って当面の生活費が必要な時、社会福祉協議会に申請すると「緊急小口資金」最大20万円の貸付や「総合支援資金」なら最大60万円の貸付という制度もあります。

岡山市では令和2年4月20日より「住居確保給付金」の支給の対象者が拡がりました。
休業等に伴う収入減少により住居を失うおそれのある方等も対象となります。

「新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金(1人10万円給付)」は申請されましたか?

 

コロナの影響だけではなく、
生活していくために使える公的制度。
少しの間、水道光熱費が払えそうにない時など色々あります。

・仕事を休んだ時に使える制度
・働かなくてはならない時に助けてくれる制度
・病院に通院している人が助かる制度
・介護している、されている人のためにある制度
・ひとり親のご家庭のための制度
・住宅や税金、国民健康保険料、携帯・ネット代等支払猶予ができる制度 など。

申請するだけであなたが助かる制度があるかもしれません。
今はインターネットで検索ができる時代です。
こんな時だからこそ、少し時間をとって確認しておきたいですね。

参考:日本FP協会↓↓↓
新型コロナウイルス感染症 支援制度まとめ

 

何か助かる制度がないかなと思われた方は
ご相談も受け付けています。

 

お問合せはこちらから。

 

オンラインで相談も受付しております。

OFP社労士事務所はこちら

お気軽にご相談ください。

お金は天から降ってきません。お金Get子供と楽しもう!

2020-05-19

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い終息を心よりお祈り申し上げます。
一生懸命助力下さっている、医療従事者の方々、清掃業の方々、運送業の方々他、生活を支えて下さっている方々に感謝しています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、遊びざかりの園児もピカピカの一年生も受験生も在宅ワークになった社会人も、みんなみんな、家で過ごすことで協力し合う2020年の春。
小さなお子様と、いかに楽しくステイホームを過ごすか、いろんな案、実践報告がSNSに上がっています。
その中でFPとして嬉しく思ったことがありました。

お子様の金銭教育を楽しく実践されておられるママさん達の投稿でした。

あるご家庭では、お子さんとおやつを一緒に作って、それを段ボールで作った屋台で売ったり、また他のご家庭では、お兄ちゃんが駄菓子屋さん役、妹さんがお客さん役で、お家でお買い物の体験をされておられました。

お手伝いをして貰えるお金でお買い物体験。

お風呂掃除をしたらお兄ちゃんが経営するお店でおやつが買える「お金」が貰え、お手伝いをすることで「お金」が手に入ることが分かったお子さんは、もっとおやつと交換できる「お金」が欲しいから、もっとお手伝いしよう!と頑張ったそうです。そして、いつもママがしてくれている家事を助けてくれるようになったそうです。
こんな素敵なご家族がいらっしゃいました。

この体験を通じてお子様は

欲しいものを手に入れるにはお金が必要なこと。
が、学べたのではないかと思います。

先ほどのお子さん、欲しいおやつにトッピングしたいと思ったら、今持っているお金では買えないかもしれません。

さぁて、そのお金はどうやって手に入れましょう?

 

子供は無限大の発想力を持っています。

他のお手伝いをしてさらに「お金」を貰おうと考える子供もいれば、お風呂掃除に合わせて、「鏡をピカピカにしたらその分を頂戴」と、交渉を考え付くかもしれません。

売るためのおやつ、「商品」を作るために材料を買うお金が必要です。自分の屋台で手伝ってくれる人にあげる「賃金」も必要です。お店にたくさんのお客さんが来てくれるように提灯を付けたい。自分も他のお店でおやつが買いたい。

ちょっとヒントを与えると、子供たちはどんどんその世界を広げていくでしょう。

自分の「使えるお金を増やす力」を知らず知らずに養っていってくれるでしょう。

 

そこでお金について問題です。

労働(お手伝い)をしてパパやママからもらえる「お金」。

パパやママはどうやってお金を手に入れているのでしょう?

お子さんはご存知ですか?

パパもママも働いたからお金が入ってきたのですよね。
もしくは、働かなくてもお金が入ってくる「仕組み」をきちんと作ったから、お金が入ってきます。

大人の世界では何もしないのに、お金は入ってきません。

 

残念ながら日本はまだまだ子供の金銭教育が進んでいません。
現代の子供たちは生きていくためにはお金の知識も大事です。

昔なら、田んぼや畑で作物を作り、山菜を採り、川や海で魚などを捕り、山で狩りをして、自給自足で生きていくにも、作物の育て方、山菜の見分け方、魚や獲物の捕り方、さばき方、毒の処理の仕方など、親から、周りの大人たちと生活しながら教わったことでしょう。

お子さんに、ただ「はい、今月のお小遣い」と渡すのではなく、何かしらお小遣いをもらうためにできることや、使い方を考えるきっかけをつくってあげて欲しいなぁと思います。

 

小学生くらいになると「貯蓄」の習慣をつけるのもいいですね。

パパやママの天引き貯蓄と同じく、お子様のお小遣いの何%かは「天引き貯蓄」等も良い案です。
自分の通帳を持たせ、一緒に入金に行くのも楽しそうですね。

大人になってからお金のことで困らないように、社会に出るまでに、小さな社会「ホーム」で子供を「信用」して、「責任」を持たせて、少しずつ「練習」していくのもいいのではないでしょうか。

通帳アプリを使うのも今時ですね。
キャッシュレスにも慣れていく必要性もでてくるかと思います。

子供たちと一緒にお金について考えてみるいい機会なのではと思います。

 

この機会にお子さんの金銭教育、楽しんでくださるパパやママが増えてくれたら嬉しいです。

金融庁 小学生のみなさんへ

 

by yamada

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